5割以上が悩む梅雨の洗濯物。住まいの風通しを工夫して梅雨のジメジメを解決河﨑由美子（積水ハウス株式会社 フェロー R＆D本部）

みなさん、こんにちは。暮らし提案の専門家、積水ハウス フェローの河﨑由美子です。紫陽花が咲き始め、梅雨が近づいてきました。雨の日が続くと、部屋の中がジメジメとして困りますよね。今回は梅雨の困りごとを解決する暮らしの工夫をご紹介します。

梅雨時期の洗濯物・湿度調整・濡れたモノの保管に4割以上が困っている

全国20～60代の男女を対象に「梅雨の暮らしに関する調査」を実施し、雨の時期における住まいの困りごとを聞いてみました。1番多かったのが「洗濯物のにおいや乾きにくさ」で半数を超えました。次いで、「室温や温度の調整や管理」、「濡れた傘や靴や持ち物の保管」と続きます。困りごとで1番多かった「洗濯物のにおいや乾きにくさ」については、工夫や対策が十分でないと感じている人は約7割。「乾きが悪い」、「干し場が足りない」、「電気代がかかる」など対策を行う上での困りごとも多いようです。