杉原プロの勝負強さの秘訣――ポーカーフェイス
杉原輝雄プロは、身長162cmとプロゴルファーとしては小兵で、ツアープロの中では最も飛ばないプロと言われていた。しかし、ツアーの中で最も距離が長いコースで開催された試合に勝つなど、300ヤードドライブが武器のジャンボ尾崎プロが舌を巻いたほどの勝負師だった。
飛ばない杉原プロは、なぜAON(青木・尾崎・中嶋)らの飛ばし屋プロにしばしば泡を吹かせることができたのだろうか。それには、他のプロのアイアンより正確なフェアウェイ・ウッド、卓越したアプローチとパッティングという技術面もさることながら、「マムシの杉原」と呼ばれたほどの勝負強さがあったことを忘れてはいけない。
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