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真木あかりの“使う”星占い

2024.06.28 公開 ポスト

2024年下半期 ふたご座の運勢真木あかり

人気占い師、真木あかりさんの新刊『真木あかりの“使う”星占い 2024年下半期』より、全体運をご紹介します。
「仕事運」「恋愛運」「健康運」「金運」などカテゴリー別の運勢は電子書籍版でご覧ください。

2024年下半期、スポットライトが当たる運……すべての運

5月26日、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星が、おうし座からふたご座に移動しました。ざっくりした表現で恐縮ですが、これにより対人運、仕事運、恋愛運などすべてに後押しがあることを示しています。いわゆる「12年に一度の幸運期」です。不思議と引き立てられたり、人前に出たりすることが多くなりますし、あなた自身もそうしたオファーに積極的に応えてみることで目の前が大きく開けていくような気分になるでしょう。

木星は「みずから行動を起こすことでチャンスが拡大し、幸運を手にする星」です。トリガーはいつも、自分の行動なんですね。何もしなければ、「今年はなんかラクだな」くらいにしか感じられない可能性が高いです。

もちろん、頑張って今以上を目指すばかりが人生ではありません。気負わずに「なんかラクだな」と思って過ごすのも、それはそれで価値のある人生です。ただ、少ない労力で大きな結果を手にしやすいのが木星の恵みであり、頑張らずにきたことはこの先、どこかで回収するハメになることも多々あります。であれば、残りの人生で一番若く体力もある今、運の流れに乗ってイージーモードでやってみるというのは悪くない選択なのではないでしょうか。

今はとても前に進めないような気がする人は、そう思える自分をまずは褒めてあげられるといいですね。「進めない」と素直に思えることって、実はすごく大事です。自分に嘘をつかない、空元気でごまかさないというのは、自分をちゃんと客観視できているということ。それさえできれば、進める日はまた来ます。

この5月26日からスタートした運は2025年6月上旬まで続きます。「おっ、それならやってみようかな」と自然に思えるようなことも巡ってくるでしょう。そのときになったらぜひ、この占いを思い出していただけたらと思います。きっと、幸運につなげていけます。

心がけるならこんなこと

(1) でかくする

(2) 自分から行動を起こす

(3) 自分の価値を信じる

この下半期のふたご座の星回りを眺めてみますと、強いなあ……可能性に満ちているなあ……と胸が高鳴ってまいります。「12年に一度の幸運期」と呼ばれる時期で、おそらくは困難すら自分のための好機として活かすことができるでしょう。ところであなたは、一番好きな野菜はなんでしょうか。「突然どうした」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、キャベツでもブロッコリーでもナスでもなんでも大丈夫です。調味料やらソースやらでいろいろと味付けをして食卓に出されるわけですが、「素材が強い」のが2024年下半期のふたご座です。今からふたご座をナスとして話を進めますが、夏野菜カレーにしたらナスが一番いい仕事をします。天ざるを頼んだら、皆ナス天の話しかしません。スーパーではナス祭りが開催され、居酒屋では連日ナス料理が売り切れとなり……ともう世の中がナス色に染まってくるのですね。

2024年下半期、ふたご座の人は持ち前のポテンシャルをぐぐっと高め、注目されたり特別な引き立てを受けたりと、さまざまなチャンスに出会います。好きなことに挑戦する機会が巡ってきたり、「おまえが言うならOKだよ」と寛容に接してもらえたりと嬉しい出来事があらゆる場面で起きるでしょう。自分から行動を起こしてこそ物事が動く時期ですから、やりたいことを見つけて積極的にやっていくことは必須。仕事運は若干クセがありますが、それでも驚くほどスムーズに話が進むでしょうし、想像以上のチャンスがもたらされることも多いでしょう。人から誘われたり、お願い事を持ち込まれたりすることも増えますが、できるだけ時間をつくって応じてみるとよさそうです。結婚や転職で生活が大きく変わる人もいるだろうと思います。

思えば2023年5月半ばから2024年5月末にかけて、あなたはやや「内向き」の時期を過ごしてきました。友達が多く交際範囲の広いあなたですが、この時期はどこか人付き合いにそれほど積極的になれない、ときどきは煩わしく感じることが多かったのではないでしょうか。ふと気づけば過去のことばかりが思い出されたり、もう会えない人に心のなかでごめんなさいを繰り返したりと、後悔にさいなまれることもあったかもしれません。でも、そうした日々はこの下半期から始まる1年のための「準備」だったのですね。徹底的に自分を見つめ、二度と巡ってこない今という瞬間を、どうすれば充実したものにできるのか。そうしたテーマと向き合うためには、人と会うよりも内省することが、過去から学ぶことが必須だったのです。

どんな過去も──喜びも悲しみも、力を尽くしたことも、あやまちすらも──やしないとして、「12年に一度の幸運期」が始まります。2025年6月上旬まで、さまざまなものが「拡大」していきますから、あなたも「もっといけるはずだ」「ちょっと欲張りにやってみよう」などと、「拡大」モードで目の前のことを受け止めていかれるといいでしょう。あなたならきっと、どんな機会も自分のために活かすことができるはずです。

*   *   *

電子書籍『真木あかりの“使う”星占い 2024年下半期』では、全体運に加えて運に加えて「仕事運」「恋愛運」「健康運」「金運」などカテゴリー別の運勢もお読みいただけます。

真木あかりの“使う”星占い 2024年下半期 目次(12星座分)へ

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真木あかりの“使う”星占い

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真木あかり

大学卒業後、フリーライターを経て占いの道へ。『辛口誕生日事典 2018』『悪魔の12星座占い』(宝島社)など著書多数。LINE占い「チベタン・オラクル」監修。個人鑑定も行っている。

Blog http://makiakari.hatenablog.com/
Twitter @makiakari

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