2024年6月28日 筋肉痛スローライフ辛酸なめ子

先日、シラスという番組のプラットフォームでスピリチュアルを研究している小山さんと話をさせていただく機会がありました。アカデミックな方で、元霊能者という異色の経歴が。

「認識完結欲求」という言葉を教えていただいたのですが、過去生だったり、スターシードで宇宙から来た、と思っている人は、自分の中でシンプルに世界観を完結させたい、という欲求があるのかもしれない、とのことでした。たしかに、過去生と今の自分を関連づけて、なんとなく納得して満たされる感覚があります。また、現世でいろいろうまくいかなくても、自分は地球人の次元上昇を手伝うためにシリウスからやってきた、とか思うと、不思議な充実感に満たされます。これも「認識完結欲求」でしょうか。

「輪廻」と「転生」の違い、という話も興味深かったです。「輪廻」は、何度も生まれ変わってもぐるぐると同じところから抜け出せない状態。先日気付いたのですが、ChatGPTのCのマークが6つ渦巻いているのを見ると、もしかして「六道輪廻」を表しているのでは？　と思って、怖くなりました。666は獣の数字でもあります。AIが支配し無力化された人間は、輪廻からますます抜けられなくなってしまいそうです。

そして「転生」は、例えばもっと高次元の◯◯星に行きたい、と思って好きなところに生まれ変わることを指すそうです。できればその方向が良いです。

アルクトゥルス星人は肉体を持たないので、地球人に転生するときはウォークインという、体に入ってくる手法だそうです。プレアデス、オリオンは4次元でわりと地球に近いレベルだとか。スターシードマウントだと、やはりアルクトゥルス星出身が自慢できるというイメージです。でも何も確証はないですが……。スターウォーズ好きはオリオン系、スタートレック好きはシリウス系、という傾向もあるそうです。オリオンといっても星がたくさんあってそれぞれ離れているので、どこを指すのか気になります。シリウスといっても恒星に住んだらまぶしそう、というのは地球の価値感でしょうか。

他にも、自然霊にお願いごとをするとあとでしっぺ返しを食らうことがある、など豆知識を伺えました。

肉体を持たないアルクトゥルス星人に憧れますが、今は地球の肉体に包まれています。そういうわけで、肉体的に痛い思いをすることもよくあります。

先日、想定外に激しい山道を昇り降りすることがありました。運動神経が良い人なら平気だと思いますが、険しい山を登ったことがない上、運動音痴で、しかもスカートで普通のバレエシューズで出かけてしまい……。取材の場に行くのに、今までで最も険しいかもしれない道を降りることになり、途中でこれはムリかと思ったくらいの急斜面の獣道でした。脚を踏み外せない細い獣道で片側には木があってギリギリのところを進んだり、あとはロープを捕まらないと上がれない難所、道に金具みたいなものが打ってあって、そこを足場にするなど、かなり緊張の連続でした。しかも降りた後、帰るときにまたその山道を登るという運命が。

お金をいくら出しても良いから、川に船上タクシーでも呼んで、別のルートで帰れないかとか、動物の背に乗って登れないかとかいろいろ考えたのですが、やはり自力で登るしか方法はなかったです。マントラを時々唱えながらも唱え続ける余裕がなく、やっと上の道に登れたときは脚がガクガクしました。そして生還できたことがありがたかったです。

それからずっと激しい筋肉痛で、やはり地球人として肉体を持つと、このよううな試練に見舞われることを実感。あまり使っていなかった大腿四頭筋やハムストリングスが炎症を起こしているようです。椅子に座ったり立ったり階段を降りるのが痛すぎて、宇宙語のようなよくわからない言葉が口をついて出てきます。JRの駅は特に大きい駅じゃないとエスカレーターもエレベーターもなくて厳しいです。歩く速度が普段の十分の一になり、信号のゲージが一個だけでも減るとあきらめています。

でも、ゆっくり歩くことで、ちょっと発見もありました。今まで見過ごしていた道端の花や植物に気付いたり、あとは早く歩いていたら聞こえなかった人の会話もキャッチ。歩いていたら「ここ、◯◯の家らしいよ」と有名人の家についての会話が聞こえてきて、情報を仕入れることができました。ゆっくり歩いていたらマンホールが目について、マンホールの模様が、犬が輪になっているように見えてきました。多分桜だと思うのですが……。

筋肉痛が快方に向かったら、少しでもセルライトが減っていないか期待したいです。