
生き方
手元にある絵本のなかに、幼少期に視覚を失った作家によるものが二冊ある。その絵本には、会話や語りかけるような言葉はあまりなく、食卓に並ぶ食べ物を口にする音(春巻きを噛んだり、味噌汁を啜る)、あるいは、電車に乗ったときに聞こえてくる音(ドアが閉まったり、鉄橋を渡ったりする)が一般的な擬音語とは少し違う表現で書かれている。まだ言葉を明快に発する前の私の娘たちの反応が良く、自身でも気に入ってよく読み聞かせをしていた。
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