先日、脚本・演出を担当したひとつの舞台が終わった。
いつも舞台が終わる度に心から思うのは、無事に終えられてよかったということ。
ここ最近の演劇界は公演中止や延期などが昔より多くなっていると思う。
コロナ感染による中止などではく、怪我による中止が多くなり代役での公演も増えた。
「無事」という言葉がとても有り難い言葉で、達成することは大変なことだと感じている。
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私は演劇に沼っている
脚本家、演出家として活動中の私オム(わたしおむ)。昨年末に行われた「演劇ドラフトグランプリ2023」では、脚本・演出を担当した「こいの壕」が優勝し、いま注目を集めている演劇人の一人である。
21歳で大阪から上京し、ふとしたきっかけで足を踏み入れた演劇の世界にどっぷりハマってしまった私オムが、執筆と舞台稽古漬けの日々を綴る新連載スタート!