NIKE『エアジョーダン1』中西哲生（スポーツジャーナリスト）

こんなこともあるんだ、と思った今日一日でした(ちなみに今日は7/20土曜日)。

当たり前なんですが世の中、自分が願うような結果がいつも出る訳ではありません。特に自分が関わっているサッカーという競技だと、相手も日々努力をしているし、どの選手も常に向上しようと思って練習しています。つまり毎日みんなが右方上がりになろうとしている、自分たちを磨き続ける品評会みたいなものです。そこで相手を上回って結果を出すことは、決して簡単なことではありません。

実際、僕が特命大使を務めさせて頂いている川崎フロンターレもリーグ戦でここ最近、5試合連続の引き分けでした。勝ちたくても勝てない、勝つことがこんなに難しい、勝ち点3を奪うことはこんなに大変なんだ、と感じる展開が続いてました。テクニカルアドバイザーを務める筑波大学蹴球部は、天皇杯でJ1首位の町田ゼルビアを破ったことで注目されました。しかし逆に関東大学リーグを戦う時には他の大学から絶対に勝ちたい、と思われる存在になったとも言えます。つまりJリーグでも、関東大学リーグでも、勝ち点3を手に入れることは簡単ではないし、本当に難しいとここ最近ずっと感じていました。

そんな中、今日は川崎フロンターレは、先日筑波大学蹴球部が天皇杯で敗れた柏レイソル相手に劇的すぎる勝ち点3を手に入れましたし、筑波大学蹴球部は先制点を奪われて苦しい展開でしたが、田村蒼生選手の2つのアシストから内野航太郎選手の2つのゴールで逆転勝ちの勝ち点3。さらになかなか試合に出られなかった筑波大学の去年のキャプテン、ヴィッセル神戸の山内翔選手が、Jリーグで途中出場から貴重な同点ゴール。なかなか願うような結果が出ない日々だったので、こんな日もあるんだ、と思える一日でした。試合後、山内選手に「ナイスゴール！！」と連絡すると、帰ってきた言葉は「やっぱり練習は嘘をつかないですね」でした。

もちろん相手も一生懸命、練習をしています。ただ、それを上回る努力をし続けた時には自ずと結果は出る、そう思えた一日でした。

また、これからも一日一日、丁寧に積み重ねる日々を続けていこう。

今回も色んなことがあった2週間でしたが、まずは地元名古屋の鶴舞公園。前に書きましたが、小学生の時に写生大会でこの噴水を描きました。