夏といえば、なんでしょう。ぼくはまず生ビールですが、かき氷を一番に思い浮かべるひとも多いと思います。先日の盆踊りで振る舞いのかき氷をいただいて、子どもの頃に実家でよく食べていたことを思い出しました。毎年暑くなると夏の訪れを象徴するかのよう台所に家庭用のかき氷機が置かれていました。青と白の涼しげなデザインで、頭に手で回す大きなハンドルが付いている現在でも見かけるシンプルなタイプです。専用の製氷カップで作った円形の氷を中に入れて母親がハンドルを回すと、セットした器に削られた氷がサラサラと積もっていきます。その様子をひとつ下の妹と一緒にわくわく眺めていたものでした。ちなみに7つ下の弟ができた頃には、もっぱらぼくがハンドルを回す役になってたように思います。面白いことにできあがったかき氷よりも、そういう周辺のエピソードの方が記憶に強く残っているんですよね。自分にとっての何かの価値って、”いつ/だれと/どうやって”というストーリーで決まるんです<´ `
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