【東洋二十四節気 星占い9月22日～】「秋分」の時期の運勢小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。昔から伝わる、季節の行事にあわせた暮らし方には日々の健康や開運・幸せになる知恵がたくさんつまっています。

そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。

本連載では、9月22日から始まる「秋分」の時期の過ごし方について、12星座を前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」でアドバイスします。

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初候 9月22日～9月27日    雷乃収声(かみなりすなわち こえをおさむ)

次候 9月28日～10月2日 　蟄虫坏戸(むしかくれて とをふさぐ)

末候 10月3日～10月7日    水始涸(みず はじめてかるる)

9月22日、太陽が天秤座に入り、これを東洋二十四節気では「秋分」と称します。

春の彼岸は、これから日が長くなって行く時、秋の彼岸は既に夕刻には日が落ちていると言った状態で、秋の日はつるべ落としというくらいに、あっという間に暮れてしまいます。夏には19時でも明るかったのに、18時を過ぎると闇に支配されるようになってしまう。四季というのは誠に不思議なものがあります。

夏の恋はとても情熱的、誰しも開放的になり、ある意味享楽的にもなる時ですから、心というよりもフィジカルな側面が勝るように見えますが、秋の恋は、物悲しさを含みがちで、感傷的なものが多いようです。そこで昔から、秋の句や歌には寂寞（せきばく）たるものが生まれてくるのでしょう。

ところで恋愛には、フィジカル面もメンタル面も双方とも欠かせないと思います。肉体的な調和と心の調和、即ち、行動のリズムと好き嫌いの方向が上手くかみ合う事が、世に言うところの良い相性になるのではないでしょうか。

一般的に西洋占星術では、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体を使います。これらの星が地球から見た時の位置、つまり、何座に入っているかで判断いたします。例えば、獅子座と射手座は相性が良い、などと言われていますが、これは単に太陽がどの星座にあるか、といった意味のものであります。

当然、一番大きな天体である太陽が強い影響を持ちますが、それが全てではなく「感情は月 愛情は金星 情熱は火星」と言ったように分類され、それらを総合してみてゆく事が精密な相性診断には欠かせないのです。

青山五行で実際に長年の鑑定を通して究明した良き相性と言えるものは、

 

〇 金星が同じ星座に位置する人同士

金星は美しさや好みの方向を表わしますので、同じものを見て美しいと思うなどの美的感覚が共有できます。例えば、好みの歌の方向が同じ、趣味が合う、レストランなどでも好みが同じ、服のセンスなども似通う事が多いようです。更には、相手の顔かたち、仕草にも好感が自然と生まれます。気持ちが通うといった表現がピッタリな関係で、相手の考えている事に自然と同調してゆくのです。

 

〇 火星が同じ星座に位置する人同士

火星は行動力や情熱の方向、体力などを表わします。そして何よりも性的なエネルギーの方向性を暗示いたします。行動のリズムが同じなので、相手のペースが自分のペースに同調します。行動、休憩のタイミングが自然と合うのです。例えば海外旅行などに行っても、難なく行動を共に出来て疲れないといったような相性です。セクシャルな面でもその調和は素晴らしいものとなります。いわば、長時間一緒にいても違和感を覚えない関係であります。

 

〇 金星と火星が同じ星座に位置する人同士

理由もなく、好きといった気持ちになる関係です。他の人がやると嫌な行為でも、その人がやると好感が持てるといったようなもので、まったく生活環境などが違っても、メンタル面とフィジカル面では離れがたく感じるのです。価値観の違いなども邪魔になるどころか、かえって新鮮に見えて魅力を感じるほどです。社会的な側面でも、お互いに励ましあう関係となりますので、自信と存在意義が強まり、物質的にも発展が期待できる関係であります。

 

このうちのどれか一つでも当てはまれば、相当に恋愛の相性が高いと言えるでしょう。ちなみに太陽星座は生年月日のみで分かりますが、金星、火星はそれぞれ異なります。現在はネットの発達で、簡単に無料でホロスコープ(出生時の天体配置図)を確認できるサイトが山ほどあります。興味のある方は検索してみるのも面白いでしょう。

情熱の季節が過ぎて、しっとりとした秋の趣の中、感性の合う人と過ごす時間は、人生の大きな喜びを感じる時となるはずです。

 

二十四節気星占いでみる、9月22日～10月7日の運勢

 

牡羊座前半生まれ＝春分生まれ

対人関係やパートナーシップに大きな刷新などがありそうな暗示です。何となく不安を抱いていた関係に、嬉しい状況の展開などが考えられます。特に3日の新月前後ではそのような傾向が高まります。相手から大きな知的感化なども受けて、人生が大きく向上していきそうです。9月のうちは家族関係や住まいに関しての課題が生まれるかもしれませんが、10月からはスムーズな展開となるでしょう。ただしこれには、周囲の人の協力が欠かせない事もお忘れなく。

 

牡羊座後半生まれ＝清明生まれ

あなたの社会的キャリアの見直しが継続しています。新たなステータスの獲得も良し、また、再挑戦と言った事にも縁がありますから、仕事やキャリアに関した事には積極的な挑戦が望ましいようです。そうする事で心の中に抱えていた小さな不安も払拭できるでしょう。ここでは何もせずにいると、益々不安を増長させてしまうのです。この期間はあなたの知性がとても高まりますので、恐れずに進めば、多くの情報や知識をインプットする事ができます。

 

牡牛座前半生まれ＝穀雨生まれ

対人関係やパートナーシップにおいて、とても良き事がありそうです。特に9月中は男女間の情の交流もスムーズな展開を見せますから、心が通いやすい期間となるでしょう。一方で、仕事に関してもなかなかの好運気となります。これまで不安を抱えていた課題などにも対応策が見つかり、積極的に仕事に乗り出す事ができます。何よりも3日の新月前後には、新たな任務や仕事が生まれ、これを遂行する事によって、更にステータスの高まりなどが実現してゆくという暗示です。

 

 

牡牛座後半生まれ＝立夏生まれ

この期間は自信の復活と言った暗示が継続中であります。10月に入ると知的能力が開花して、対人関係に活かされてゆきます。また、経済的にも多くの可能性を秘めた期間となりますので、10月初旬からは、お金の事に意識を注いでゆくと良いでしょう。その結果、人との関係にも経済面においてもある程度の進展が生まれて、自信も大きく甦って来そうな暗示なのです。社会的な人間関係にも復調の兆しがあり、特に年上の方や目上の方との縁が深まってゆくような時となります。

 

双子座前半生まれ＝小満生まれ

まさに、あなたにとっては恋のシーズンの到来と言った形となります。これまで不安を抱えていた関係にも、新たな信頼関係が生まれ、スムーズな展開が期待されます。特に10月3日の新月前後にそのような暗示が高まります。加えて仕事運も順調で、こちらは短期決戦といった形をとるとあなたに有利です。9月中に筋道を立てておく事が成功に繋がりますので、早々の着手をお勧めいたします。この期間の全てに関してですが、あなたの会話能力が秀でます。論理性をもったあなたの話術が好感を呼ぶ時です。

 

双子座後半生まれ＝芒種生まれ

運気の高揚は継続中であります。基本的には自信を持って何かにあたれば、必ずや道が開けるといった運は未だ健在なのです。特に10月に入ると、あなたの金運には高まりが生じます。一見嬉しい暗示ですが、これは出るのも入るのも多くなるという事ですから、しっかりと計画を立てて管理をしないと、面倒な事になってしまいそうです。無駄遣いを控えて、堅実な支出を心がけて行きましょう。そしてここでは、あまり周囲の評価を気にしないほうが良いでしょう。あなたの思った通りが一番です。

 

蟹座前半生まれ＝夏至生まれ

9月中は何かと焦燥感にさいなまれそうですが、10月に入ると気持ちは落ち着きを取り戻します。色々と楽しい事が出現し、恋の予感も強まりそうです。一方で、家族や住まいに関しての関心も高まっていきます。特に10月3日の新月前後では、住まいに関しての新たな考えなどが生じてくるかもしれません。また家族関係にも新しい形などが生まれそうで、あなたにとっては過ごしやすい時の始まりとなるでしょう。運気のバランスはとても良いので自信を持ってゆきましょう。

 

 

蟹座後半生まれ＝小暑生まれ

行動力が盛んになる期間となりました。その分、情熱的になり闘争心も高まりますから、周囲とのいざこざなどには注意が必要です。これは特に10月に入ってからの暗示であります。この期間を通しての課題は、パートナーシップの再構築という事です。一度、事情があって疎遠になった方との縁を元に戻す事も重要な課題となります。今後、数ヶ月の課題は、このパートナーシップの復調である事を心に刻んでおきましょう。あなたの人生にとって、人間関係ほど重要なものはないのですから。

 

獅子座前半生まれ＝大暑生まれ

新たな価値観や日常の人間関係が生まれて来るでしょう。10月3日の新月は、あなたにとっては新しいスキルの習得や学習の開始には最適な時で、どのような事でも良いので、何かを始めるという事が幸運に繋がります。そして、ここでは住環境を整えるのも重要な課題となります。整理整頓はもとより、快適な居場所を作る努力が運気アップに繋がるでしょう。その分野のエキスパートと巡りあう事も、今後の人生にとって大きなプラスとなりそうです。

 

獅子座後半生まれ＝立秋生まれ

あなたにとっては、大きな仕事の総仕上げの時が継続中です。一旦は仕上がったと思っていましたが、まだまだ改善の余地があるという意味であります。これに挑む事によって、あなたの評価は高くなり、更に周囲からの協力も大きなものとなるでしょう。今後、数ヶ月と言った期間ですが、最後の力を振り絞ってゆくタイミングです。これまでの人間関係からも大きな助力を頂けそうなので、ペースを上げてまいりましょう。あなたならば必ずや可能となります。

 

 

乙女座前半生まれ＝処暑生まれ

新たな経済観念が生まれる時であります。特に10月3日の新月時前後には、インスピレーションに近いものを受け取るかもしれません。この期間は頭脳も明晰で、あなたの経済分析も正しいものとなるはずです。周囲との意見交換やその道のエキスパートと協調してやるにも良き時です。あなたの考えを周囲と共有する事も利益を生み出す結果となりそうです。ご自分のビジネスセンスを存分に発揮できる期間ですから、何事にも前向きに取り組んで正解です。

 

 

乙女座後半生まれ＝白露生まれ

少しばかり大袈裟になりますが、あなたにとっては人生そのものの復調の時となります。あなたの周囲に与える影響力も、あなたが楽しいと実感できる事も、ここで全てが復活してゆくといった暗示なのです。具体的にこれがどうという事ではなく、もっと深いところから、気持ちの変化が生まれてくるのです。パートナーシップにおいても、はっきりしなかった状態から、明快な関係に復調して、それが最後には、あなたの評価の上昇に繋がってゆくといった期間なのであります。

 

 

天秤座前半生まれ＝秋分生まれ

ややオーバーな表現かも知れませんが、10月3日の新月は、あなたの人生のプチリニューアルと言ったものとなります。これまで不安だったものがフェードアウトして、クリアーな視界が開けてゆくといった暗示です。金運も順当な動きに戻り、これまでよりは良き状態となるでしょう。仕事と評価は日々変化しますが、ルーチンをしっかりと遂行してゆく事が何よりの成功への近道なのです。そしてここでは、容姿にも、より一層の磨きをかける努力が報われそうです。

 

 

天秤座後半生まれ＝寒露生まれ

住まいや家族関係において、最終の調整段階といいますか、何かが成就する最終章に入ってまいりました。例えば家のローンの完済とか、家族・親族との和解など、これまで負担だったものがクリアーされてゆくといった暗示なのです。更に仕事に関しても、今までは出口がなかなか見つからなかったものへの道筋がついてゆく事になりそうです。ここでは、良き運気を信じて自信を持って行動する事が何よりです。勇気を出して、何事にも積極的に取り組んでいきましょう。

 

蠍座前半生まれ＝霜降生まれ

あなたの魅力が輝く時であります。特に異性から注目される事が多くなり、妖しげな磁力を放っているといった期間です。一方で内面では、心の奥底に新たな希望や夢が形作られてゆく時となります。特に10月3日の新月前後に思った事は、現実にするべく努力をする価値がありそうです。あなたがとても魅力的な期間ですから、当然、恋愛にも適しています。ここでは長期的関係が生まれる暗示があり、良き縁が繋がる可能性が高まります。10月5日は特に人気運の高まる日となりそうです。

 

 

蠍座後半生まれ＝立冬生まれ

パートナーシップや恋愛、考え方、これら人生にとって重要な事柄に関しての復調が始まります。気まぐれな相手の心を変える事は難しいですが、こちらの対処によって相手の出方も違ってきます。心が上手くつかめない恋人の事にも、納得がいくような考えが生まれます。全てはこちらの考え方次第で、気持ちを変えれば状況も変わってゆく、そう思う事がとても有効に作用するのです。この期間はあなたにエネルギーがあふれる時ですから、そのような見方もできるのです。それらの事が全ての関係の復活に繋がります。

 

射手座前半生まれ＝小雪生まれ

新たな人間関係の形成される時がやってきました。これはプライベートよりは、仕事関係の社会的な繋がりによって作られた、人の輪に参加していくといった暗示となります。一方では、居場所や住まいに関しての課題が生まれそうです。これは問題というより、改善といったほうが良いかもしれません。あなたのプライバシーが守られるような環境が作られてゆくといった暗示が強まります。人から感知されない居場所があるという事は、あなたにとってはとても良き事であります。

 

 

 

射手座後半生まれ＝大雪生まれ

長く続いた経済の課題に徐々にピリオドが打たれます。一つ一つが明確になって、あなたの経済の展望がはっきりとしてまいります。住まいに関しても仕事に関しても同様で、一区切り付いて、ここから新たな展開が始まるのです。ここであなたに味方をするというか、幸運を運ぶものは、パートナーであります。迷った時はたとえ対立する意見でも、貴重なものとなります。相手の力量を信じて協力してゆく事に近未来の進展が約束されそうです。

山羊座前半生まれ＝冬至生まれ

新たなキャリアに挑戦してゆくといいますか、新たな使命がもたらされる時となります。もちろん、進んでこれを受けて積極的に遂行してゆく事が、運気を大きく拓きます。ここでは周囲の人間関係もあなたに味方をしてくれますので、順調な進展が期待できるのです。対人関係において、相手が強引な事も、徐々に氷解して行きそうですから、争わず柔和な話し合いを心がけましょう。いずれは和解して味方になってくれる可能性が充分にあるのです。多くの人を味方につける努力が有効な時なのです。

 

 

山羊座後半生まれ＝小寒生まれ

あなたご自身の人生の変化の最終章、その最後のページと言った期間となります。ここでは結末を大きく覆す事も可能なくらいの力を持っています。特にスキルや知識に関しては上書きが有効な時ですから、多くの情報を得て、自分のものにしていきましょう。一方で、恋愛における最終的復活も暗示されております。これは恋愛に限らず、人生における喜び全般に復活の兆しが生まれるという事です。勇気を出していろいろなものに再挑戦していきましょう。この数ヶ月で大きく人生をビルドアップさせる事が可能だという暗示です。

 

水瓶座前半生まれ＝大寒生まれ

新たな勇気や、やる気が湧いてくる時です。これは3日の新月前後にピークとなります。このような好機を黙って見過ごすのは、とてももったいない話です。あなたの評価も高い時ですから、やりたいと思っていた事や誰かから依頼があった事などにも積極的に挑戦していきましょう。ちょうど経済基盤も見直しの時期にきており、今後のインカムを考えるためにも、新たな事に挑戦してゆく価値があります。先ずはご自身の器量を信じてまいりましょう。

 

 

水瓶座後半生まれ＝立春生まれ

これまでは、ご自身の都合優先で楽しい事ややりたい事をしてきたようです。それはそれで継続して良いのですが、プラスしてやるべき事にも腰を上げる時期となりました。これまでは不可能と思っていた事柄にも可能性が生まれています。ここから数ヶ月はそのような運気が継続しますので挑戦してゆきましょう。加えて住まいや家族間の課題に関しても、新たな解決策なども見つかりそうですから、諦めずに取り組んでまいりましょう。全てに復調の兆しありです。

 

 

魚座前半生まれ＝雨水生まれ

良き意味で人生の形がまとまってゆくような期間となります。これは「安定」と言っても良いと思います。物質的な要素もそうですが、その前にあなたの心が定まってゆく、それも妥協ではなく、前途が開けてゆくといった感じでの心の安定がもたらされそうなのです。そうなれば、後は現実的努力のみで具現化は出来ていきます。あなたの場合は想念が何よりも大切で、心の収まりがきちんとしないと何も始まらないのです。心が自然と整頓されてゆく良き時期に入りました。

 

 

魚座後半生まれ＝啓蟄生まれ

あなたご自身の復活の時となりました。先ずは周囲の人間関係が良き方向に変化していきます。良き方向とは、あなたにとってメリットのある関係が構築されてゆくという事です。あなたの存在が中心になって、人間関係が作られてゆくというのは、政治力や影響力が強くなるという意味で、大きな利得のある状態となっていきます。10月中旬からは個人的な楽しさや喜びの機会も増えて、まさに人生の中興の時と言ったような状態となるでしょう。この暗示は11月中旬まで継続となります。

 

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※二十四節気占いについて

二十四節気の区切りは、生まれ年によって若干異なる場合があります。
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