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幻冬舎カルチャー

2024.10.01 公開 ポスト

「削れば削るほどよい文章になる」「日記はその日に書かない」phaさん講座レポート幻冬舎編集部

短歌から影響を受けて、簡潔な文章に

9月28日(土)、『パーティーが終わって、中年が始まる』が話題のphaさんによる、「phaさんはなぜ自分のことを正直に書けるのか?」講座が開催されました。

パーティーが終わって、中年が始まる』では、年を重ねることで起きた自身の変化、衰退を赤裸々に綴り、多くの読者の共感を得ていらっしゃいます。なぜ、抵抗なく自己開示ができるのか? しかも、どうやったら、軽やかに描写できるのか? その秘密に迫りました。

phaさん(右)と聞き手の担当者編集者

もともと文章が得意という自覚があったわけではなく、インターネットの盛り上がりのなかで、「書く」ことで友達ができたり、人とつながったりすることができたから書き続けてこれた、というphaさん。

ブログやSNSに弱音を吐き、それを文章にし、いろんな反応に触れながら、自分なりの書き方をつかんでいったそう。

また、「削れば削るほどよい文章になる」という実感に辿り着いたphaさんが、『パーティーが終わって、中年が始まる』の最初の原稿を紹介しながら、どう推敲し、削り、変化させていったかという詳しい話もありました。

「削ることの効果」や「簡潔でキャッチーな表現」は、『パーティーが終わって、中年が始まる』の執筆以前にたしなんだ短歌の影響も大きかったようです。

質問タイムでは、「メモの取り方」「その整理の仕方」「phaさん流の日記の書き方」についての回答もありました。ちなみにphaさんは日記はその日に書かないそう。時間をずらしながら振り返っていくことに物事を見る視点が広がり、深まっていく秘訣があるようでした。

心構えから、具体的なコツまで、たっぷりの2時間。

 

参加してくださった方の感想をご紹介します。

担当編集さんとのカジュアルなトークでphaさんの人柄と文章の魅力がよく伝わってきました。書籍が完成するまでの流れも聞くことが出来て興味深かったです。あの文章は何度も推敲して削られて世に出ているのだと知り、腑に落ちました。
実際のphaさんは想像していた以上に爽やかな方でした。

とても良かったです。担当編集者さんがしっかり聞き手としてphaさんの話を掘り下げてくださったので、本当に充実した時間でした。

アーカイブは、10月28日(月)23時59分まで視聴可能です。ぜひご利用ください。

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