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中西哲生の買い物ワールドカップ4

2024.10.07 公開 ポスト

鎌田醤油の『だし醤油』中西哲生(スポーツジャーナリスト)

先日、発表がありましたが今年の年末12月14日に中村憲剛さんの引退試合が開催されることになりました。中村憲剛さんとは彼がフロンターレに入団してからの付き合いで、気づいたらもう20年以上仲良くさせて頂いています。

そもそも彼と仲良くなったのは、彼が僕がフロンターレの選手時代につけていた14番を背負いたいと、わざわざ直接言ってきてくれたことがキッカケでした。僕は中学校から高校そしてプロのキャリアがスタートした名古屋グランパス、そして川崎フロンターレとずっと14番をつけてきました。小学校の時は5年生までは11番、6年生の時は10番だったんですが、中学から急に14番に変わりました。

 

じゃあ、なぜ中学から背番号が14番になったのか。それはその頃のスーパースターであったオランダ代表でバルセロナでプレーしていたヨハン・クライフの影響ではなく、もちろん彼のプレースタイルは憧れだったんですが。父親が毎週日曜の早朝に自由ヶ丘キラーズという草野球チームでプレーしていて、その時の背番号が14番だったからだと思います。そのユニフォームは父親の部屋の壁一面にある本棚のところかけられていて、なんとなく毎日背番号14番を眺めていました。で中学2年で背番号を選ぶとなった時、小学校時代につけていた10と11が空いておらず、空いていた14番を選びました。おそらくなんですが毎日目に入っていた14番だったし、ただ単純に1と4という数字の組み合わせの美しさと、父親が草野球チームでつけている番号だったことが直感的に選んだ理由なんでしょう。ただ、その選択が人生を決定づける番号となりました。

ここで書くとキリがないんでもうやめますが、自分がW杯優勝を目指すことのキッカケに始まり、日本が美しいという思う比率、つまり白銀比においても、14という数字が徹底的に絡んできます。それが今の自分の人生において、運命と感じるものになってきていることが驚きでもあり、うれしさでもあります。

中村憲剛さんの引退試合は12月14日14時キックオフ。彼のこういうこだわりは嫌いじゃない(笑)。皆さん、お待ちしてます。

先日久しぶりに盛岡に行ってきました。以前は毎年秋に必ずサッカー教室で伺っていたので、良く知っている街です。行った理由は前回お伝えした、筑波大学蹴球部の総理大臣杯の準決勝、決勝の開催地が盛岡だったからです。

まずはその盛岡に向かう新幹線で食べたこちらから。牛肉ど真ん中は美味しいお弁当なので、牛肉があまり得意でない僕も東北方面に行くときは必ず食べます。

そのカレー味が発売されたということで、カレー大好き人間としては食べない訳にいきません。結論、めっちゃ美味い。皆さん是非!!

盛岡に着いたら、いきなりサプライズ。筑波大学蹴球部のみんなから誕生日ケーキを頂きました。

左は僕が前橋育英高校時代から指導している徳永涼選手。右は今年のキャプテン、大宮アルディージャ入りが内定している福井啓太選手。2人からケーキと全選手と全スタッフからのメッセージ入りの色紙を頂きました。

みんなめっちゃ笑顔で祝ってくれて、しかも指で中西のNを作ってくれたりして本当にうれしかった。この写真めっちゃ好きです。

色紙には細かいスペースにびっちり文章が書いてあって、しかもそのメッセージが熱くて、1人づつ読み進めていくと段々と涙があふれてきました。

小井土監督からもメッセージを頂いたんですが、この色紙を頂いた時に小井土監督から、「実は僕が1番最後にメッセージを書かせて頂いたんで、選手みんなのメッセージをすべて読ませて頂きました。ここに書いてあることは選手たちの素直な気持ちだし、中西さんの1年半の取り組みが選手たちにとっていかに大きなものだったかを物語ってますよね」と言って頂きました。選手、そしてスタッフのみんな、素敵な色紙を本当に有り難うございました。

で、いきなり次はラーメン(笑)。盛岡で食べたのは、こちらの味噌ラーメン。チーズ入りは『ナニコレ珍百景』に登録されてます。

以前、仙台駅の『柳家』さんでも食べたんですが、『柳家』さんの納豆キムチラーメン。味噌と納豆とキムチとか、自分の好きなものしか入ってないし好きに決まってます。やっぱ、うめー!!

そして中村憲剛さん引退試合の記者会見。司会を務めさせて頂きました。引退試合の記者会見を1時間半もやるとかおかしい。やっぱりフロンターレはおかしい(笑)。

しかも金曜の夜だったんで、ラジオ生放送後にダッシュで向かったんで、当然ながらギリギリ。そこで到着した時間が、また本番14分前っていう奇跡。こわい。ちなみにこれは引退試合のスポンサーでもある、つきじ喜代村さんのお馴染みの『すしざんまい』ポーズ。

今回もやっとここで買い物に到達。もうこれは近年最高の買い物とも言える、こちら。鎌田醤油さんの『だし醤油』です。マジで美味い。またこのパックのまま使えるのが秀逸。またキャップも秀逸で少しずつ出てくれるので、かけ過ぎる心配もなし。

これ全部だし醤油使って作ったり、だし醤油かけて食べたんですが、最近もうこの鎌田のだし醤油を食べたいがために自炊するようになってきました。ちなみにごはんはオリーブオイルを1合につき大さじ一杯入れて炊きます。海苔も味つけ海苔ではないので、だし醤油つけてオリーブオイルごはんに巻いて食べると飛びます(笑)。

パスタも最高。最近ハマってるのは鎌田醤油とバターと海苔のペペロンチーノ。まず鷹の爪とニンニクをオリーブオイルで炒めてしめじを入れて一旦別皿へ。パスタ茹でて、そこに投入。あとはサバ缶とバター絡ませて炒めて鎌田醤油をふた回しくらいして、海苔を乗せて完成。マジで最高。

久しぶりにNIKEのイージーオーダー『NIKE by you』やってみたら、めちゃめちゃカッコいいの出来ました!!

DUNKでやってみたんですが、素材感も普通のスムースな素材じゃないので、超特別な一足に仕上がります。値段も普通スニーカーとあまり変わらないし、誰も履いてないモノを作れるしオススメ。

ラストはTOKYO FM『TOKYO TEPPAN FRIDAY』で、いつも一緒の横山ルリカさん生誕祭。同じ9月生まれです。横山さん誕生日おめでとうございます。誕生日ケーキはスタッフがオーダーしてくれた、横山さんの大好きなシャインマスカットのケーキ。横山さんにとって素敵な一年になりますように。

関連書籍

中西哲生/戸塚啓『ベンゲル・ノート』

スポーツキャスターとして活躍する中西哲生は、名古屋グランパス選手時代に、ベンゲル監督のトレーニングメニュー、ミーティングでの発言などを一冊のノートにメモしていた。本書は、そのノートをもとに、世界的名将ベンゲルの理論、戦術のすべてを明らかにする。

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中西哲生の買い物ワールドカップ4

スポーツジャーナリスト中西哲生の、2000年から続く大人気お買いものリスト連載。

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中西哲生 スポーツジャーナリスト

1969年9月8日、愛知県名古屋市生まれ。現役時代は名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレー。名古屋では1996年天皇杯優勝、川崎では1999年キャプテンとしてJ2優勝、J1昇格に貢献し、2000年に引退。現在は川崎フロンターレクラブ特命大使、出雲観光大使、いしのまき観光大使などを務める。著書には『魂の叫び』、『ベンゲル・ノート』(幻冬舎)、『日本代表がW杯で優勝する日』(朝日新書)などがある。 TBS『サンデーモーニング』、テレビ朝日『Get Sports』でコメンテーター、またTOKYO FMで毎週金曜日15:00~17:00『TOKYO TEPPAN FRIDAY』のメインパーソナリティを務める。現在は永里優季選手(シカゴレッドスター)、久保建英選手(マジョルカ)、中井卓大選手(レアル・マドリード)、斉藤光毅選手(ロンメルSK)など、パーソナルコーチとして現役プロサッカー選手を指導している。

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