ハイスペックには、好きにさせる魔力がある。
キャンプをするには車がつきもの。なのに僕は車の運転が嫌いです。
それも「ド」がつくほど嫌いだったのですが、先日出張に行く際にトヨタの技術が結実した社有車のRAV4を操縦していたら、すこしだけ運転が好きになりました。
ふだんの運転といえば、ナメック星に向かう悟空たちの重量トレーニングよろしくイベント備品を運ぶ大型のトラックと会社イチださいと噂されるオンボロの自家用車という高負荷トレーニングをしています。
それが僕の"運転"の当たり前なので、トヨタが誇るSUVであるRAV4に乗るとまさに無重力下で運転している感覚。履歴書の特技欄に運転と書きたくなるほどに快適極まりないのです。
やっぱりすごいよ。ハイスペックって。
とはいえ、ロースペックの風雲児である僕からみなさまに「車も人間もスペックじゃなくて、自分との相性で判断しましょうね」とも主張しておきたい。
ハイスペックなヤツなんてどうせ影で、カフェのおぼんの裏に噛んでいたチューインガムをくっつけたり、道端に唾を撒き散らしたり、野良猫にマタタビ見せびらかして自分で食べる畜生をしてるんだ。
だって、だって、だって。
そうじゃないと、この世界はあまりにも不平等である。
これが低学歴低収入でこの通り性格も歪んでいるロースペックの代表の悪あがきである。
結局なにを言いたいのかと申しますと、車も人間もハイスペックを選んでおけば間違いございません。