表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で2024年10月31日からはじまったアメリカ人アーティスト ウェイド・ガイトンの国内初となる個展に伺いました。スキャナーとプリンターを用いて出力した大判の作品は、構図や色使い、並べ方も緻密に計算されたようで、かっこよかったです。ニューヨークのアーティストの最高峰のセンスを感じました。
そちらでヴィトンの本国の方と少し会話する機会があったのですが、アプリなどで英語を練習しているはずなのに、生身の人間を前にすると「I forgot……」と、なかなか言葉が出てきません。やはりAI相手に間違えてもいいと当てずっぽうに話すのと、実際の人間と話すのは体感が全然違っていて、またもっと練習して、精度を高めて出直そうと思いました。
英語といえば、先日の夜、何も一言も発してないのに音声認識に「I wonder how your ear's are doing? I wonder how your ear's are doing? I wonder how your ear's are doing?」という繰り返しの英文が…(あなたの耳はどうなってるの?)というような意味ですが、霊が英語で囁いているのでしょうか? 秋の夜のプチ怪奇体験です。霊が苛立っているようで恐ろしいです。
そのあと就寝中に、すごいネガティブなエネルギーを感じて、翌日は理不尽なトラブルにいくつか見舞われました。やはり何かに憑かれているのでしょうか……。
都内のおしゃれカフェに行ったら、やはり最近「カフェ難民」と言われているように満席で、でも空いているカウンター席一つに荷物を置いてキープ。注文などして戻って来たら、アジア系カップルが座っていました。英語圏のアジア系カップルで英語で話していたので、「Sorry, I reserved this seat.」と話しかけました。なんとか自分の権利を主張したいという思いがあると英語も出てくるんですね。するとカップルの男性は英語で「すみません、座っていいですよ」と席を空けてくれたのですが、カップルの女性が「なんで席一個しかないの?」「彼女がキープしてたって言うから」と文句言うのをヒアリングしてちょっと英語の勉強になった感が。
そのあとに事件が起こりました。中東系のファミリーが飲食が終わったのに荷物だけ置いてどこか店外に行っていて、戻ってきたので、アジア系カップルの男性が「この席座ってもいいですか?」と訪ねると、中東系のヒゲの男性がいきなりキレ出したのです。「ただ聞いただけですよ」とアジア系の男性が言いましたが、中東系の男性は早口でキレ散らかしていて、「ポリス!!」とか叫ぶのが聞こえました。
カフェの席の取り合いで警察を読んだら大迷惑です。私は別の席が空いたので移動して、アジア系カップルに席を譲り、中東系ファミリーも怒りながら店を出て行って、なんとか嵐は過ぎ去りました。
インバウンドの人が増えていますが、国によって何が地雷かわからないので油断できません。カフェの席くらいでこんなにもめるので、世界平和はなかなか実現しないということを実感させられたできごとでした。
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次元上昇日記
「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
この連載が電子書籍になりました!『次元上昇日記 ベストセレクション50』
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