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中西哲生の買い物ワールドカップ4

2024.11.07 公開 ポスト

奇跡のゾロ目ーズ中西哲生(スポーツジャーナリスト)

早くも11月。さすがに少しずつ寒くなってきました。

9月のアタマから毎週末、有り難いことに全国各地さまざまなところでイベントがあったので、時間がすぎるのが物凄く早く感じてます。この2週間も週末は移動してイベント、移動してイベントの繰り返しでした。また週の半ばは筑波大学蹴球部の練習もありますし、週末のイベントの合間にはその場所場所にいる選手たちのトレーニングもあり、イベント、サッカー、イベント、サッカーの永久リピート。と同時にその間には当然、移動もあるので55歳のおっさんのカラダは、ボロボロになってきてます(笑)。

ただこんなにも色々なところからお仕事のオファーを頂いて、選手たちから求められている状況に本当に感謝しかありませんし、コロナ禍を体験したことで自由に動けることの有り難みも心の底から感じます。今、自分がやれることは求められたところに行き、求められた方々の期待に応えることなので、11月も誰かを笑顔にするために移動し続けます。

おそらくあと5年もすると60歳で、こんなことはもう出来なくなります。今のうちに今やれることを、全力で取り組みます。

まずは月イチの金沢から。いつも思うんですが、金沢駅は美しい。年々ひとも増えてきて外国人観光客もかなり多いです。

そこから初の敦賀駅へ新幹線で移動しました。ここでの乗り換えが初めてで心配だったんですが、スムーズに乗り換えられました。ただ、これを外国人にいきなり求めるのは酷かもです。僕も何人かの外国人に聞かれて答えたんですが、もう少し表示を工夫しないと、外国人はとまどいますね。乗り換えまでの時間が限られてるので、かなり焦ると思います。

 

そして、無事に京都に到着。ぶっちゃけますが、乗り換えしなくて良いし簡単だし、サンダーバードの方が良かったです。京都まで新幹線が行ってくれれば、話は変わりますが。

京都に着いて時間があったので久しぶりに鴨川沿いを散歩。やっぱりこの景色には癒されます。

時間があったので川の横で座って、ずっと鳥を見てました(笑)。この子はずっと食糧を追い求めてました。

この鴨たちはずっとゆったり。

このでっかい鳥はまるで動かず。

そこから知恩院に。この門はめっちゃ大きい。いつも思うんですが、何か惹かれるものがあります。

そっから時間があったので青蓮院へ。ここは自分にとって特別なお寺。青不動明王の絵画があります。お庭も好きです。ここにもまた大きな鳥が来てました。酉年の自分としてたくさんの鳥を見られて楽しい1日。

久しぶりに京都での夕食。秋はやっぱり木の子ですね。木の子のお吸いものが付け出しとは豪華すぎる。

からの穴子の山椒だれ焼き。山椒だれと焼きのパリッと感がマジで美味すぎる。

大好きな京都の赤地鶏と葱。生の柚子胡椒と頂くとサイコー。あ、ちゃんと仕事はしましたよ(笑)。

その翌週は大阪へ。ちょうど1カ月前に阪急百貨店で1日店長を務めたときと同じ、梅田に宿泊。夜に少し街を歩いたんですが、活気が凄かったです。大阪のひとはみんなめっちゃ元気!! 翌日のイベントのための前乗りだったんですが、当日は朝からかなりのアメ。大丈夫かなぁ、と思っていたら、なんとすべてのイベントが中止に。僕も色んなイベント出させて頂いているんですが、中止になった記憶がほとんどなく。もしかしたら初めての中止かもです。

なので次の仕事の場所、京都に早めに移動。最近、東京でもずっととんかつを食べていなかったので、久しぶりに京都のとんかつ屋さんの『かつくら』さんへ。ここは最初に必ず胡麻が出てきて、自分で胡麻する儀式があります。仕事がなくなったので、贅沢にお昼から生ビール。とんかつも相変わらず美味しかったです。

仕事は毎週のラジオのゲストに中村憲剛さんが誕生日前に来てくださったので、中村憲剛誕生祭2024を開催。中村憲剛さん44歳、僕今年55歳、横山ルリカさん今年33歳という奇跡のゾロ目ーズが爆誕しました。なんか良いことありそう(笑)。

久しぶりに仕事で原宿駅で降りたら、とんでもないひとひとひとの竹下通り。ひとはあえて写真に入れてませんが、この下はひとだらけで、ほぼほぼ外国人でした。

この日の仕事はYouTubeチャンネルPIVOTの新シリーズ『英雄超分析』の収録。今回は三笘薫選手でした。ということで三笘選手の母校、筑波大学蹴球部監督の小井土正亮さんにも来て頂きました。近日公開、お楽しみに。

ラストは先日、TOKYO FMでお会いした、竹内まりやさんの最新アルバム『プレシャス・デイズ』。僕にとって竹内まりやさんは、まさに出雲大社のような存在です。いつ、お会いしても大きな優しさに包まれます。まりやさん、いつも有り難うございます。あ、今回、何も買ってない……。

関連書籍

中西哲生/戸塚啓『ベンゲル・ノート』

スポーツキャスターとして活躍する中西哲生は、名古屋グランパス選手時代に、ベンゲル監督のトレーニングメニュー、ミーティングでの発言などを一冊のノートにメモしていた。本書は、そのノートをもとに、世界的名将ベンゲルの理論、戦術のすべてを明らかにする。

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中西哲生の買い物ワールドカップ4

スポーツジャーナリスト中西哲生の、2000年から続く大人気お買いものリスト連載。

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中西哲生 スポーツジャーナリスト

1969年9月8日、愛知県名古屋市生まれ。現役時代は名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレー。名古屋では1996年天皇杯優勝、川崎では1999年キャプテンとしてJ2優勝、J1昇格に貢献し、2000年に引退。現在は川崎フロンターレクラブ特命大使、出雲観光大使、いしのまき観光大使などを務める。著書には『魂の叫び』、『ベンゲル・ノート』(幻冬舎)、『日本代表がW杯で優勝する日』(朝日新書)などがある。 TBS『サンデーモーニング』、テレビ朝日『Get Sports』でコメンテーター、またTOKYO FMで毎週金曜日15:00~17:00『TOKYO TEPPAN FRIDAY』のメインパーソナリティを務める。現在は永里優季選手(シカゴレッドスター)、久保建英選手(マジョルカ)、中井卓大選手(レアル・マドリード)、斉藤光毅選手(ロンメルSK)など、パーソナルコーチとして現役プロサッカー選手を指導している。

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