2025年上半期 おとめ座の運勢真木あかり

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2025年上半期、仕上げていくテーマ……キャリア、社会のなかでの居場所づくり、社会貢献

6月10日以降、新たにスポットライトが当たるテーマ……改革、未来のビジョン、友人関係

2025年上半期、1年という長いスパンで目指す幸運のヒントを示してくれる木星は6月10日までふたご座に滞在し、おとめ座を頼もしくサポートしています。「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星は、2024年5月末からふたご座に滞在し、おとめ座の「キャリア、社会のなかでの居場所づくり、社会貢献」関連の運に影響を与えています。木星ふたご座期の折り返し地点を過ぎた2025年上半期、このテーマはいよいよ仕上げに向かっていきます。木星の「幸運と拡大」は、能動的につかみ取っていくタイプの幸運。自ら行動を起こすことでチャンスが「拡大」し、「幸運」が訪れるのですね。「キャリア、社会のなかでの居場所づくり、社会貢献」について、やっておきたいアクションはありますか。拡大するには時間も必要です。今はまだ迷いがある人も、2月頭にはスパッと方向性が決まりますから、前向きに動いてみてはどうだろうかと思います。

6月10日、木星はかに座に移動します。ここからスポットライトが当たるテーマは「改革、未来のビジョン、友人関係」。26年6月末まで、あなたが追いかけることになる幸運のテーマです。なぜかこのテーマに関する出来事が身辺で頻発し、発見や学びが多くなるでしょう。あなた自身が関心を持ち、積極的に働きかける可能性もあります。「追い風が吹いている」と思って、積極的に行動を起こしてみるといいでしょう。

心がけるならこんなこと

(1)キャリアにおいて新たなチャレンジをする

(2)居場所をつくり、ヨコの連携を強める

(3)アサーティブ・コミュニケーションを学ぶ

「キャリア、社会のなかでの居場所づくり、社会貢献」のテーマは、2024年5月末から、すでにスポットライトが当たっているテーマです。ひとことで言えば「仕事」なのですが、その言葉には「決まったことをやる」「言われた通りにやる」などといった受け身のニュアンスはまったくありません。もっと成果を出したい、もっと役に立ちたいと、主体的に取り組んでいる人はとても多いだろうと思います。自分に合った仕事を長く模索し続けてきた人も、「これが自分の天職だ」と思えるような仕事を見つけられるときです。今まさに奮闘中という人も、これまでにないくらいの充実感のなかで力を尽くしていることでしょう。仮にそうした活躍を阻む環境で過ごしているなら、転身をはかることも検討してみるといいのかなと思います。

今、仕事から離れている人は、たとえば子育てをしている人なら「子どもを育てる」、療養中の人は「しっかり休む」ことがこの時期のテーマです。学生なら「勉強をする」「さまざまな経験をする」といったところでしょうか。社会のなかでの居場所というのは、働いている人だけに与えられるものではありません。社会を構成する一員として、今はこの場所でベストを尽くす。そこに、幸運の光が降り注ぐのですね。今のあなたは、社会のどこにいるでしょうか。一時的に居場所が見えなくなってしまっている人は、今は「自分の居場所を模索する」ことが、重要なテーマなのだろうと思います。

本当は「ここが居場所だ」などと明確にどこかを思い浮かべなくても、私たちは生きていけます。自分の居場所は、すでに「ある」のですから。でも、社会というさまざまな人が助け合いながら暮らしていくなかで「自分は今、ここでベストを尽くす時期なのだ」と思えることは、前向きな力を呼び起こしてくれます。そして、本当の意味で人とつながり、助け合うことも可能になるのだろうと思います。

2025年上半期は、「情熱と闘いの星」と呼ばれる火星の長期滞在も重要な要素です。火星は2024年9月からかに座・しし座間での長期滞在をスタートしました。通常であれば1ヵ月～2ヵ月程度でひとつの星座を移動していくのですが、2024年から2025年にかけては、かに座としし座に10ヵ月弱滞在することになっています。要はこのテーマを「燃やし尽くす」ときなので、木星がもたらす運とセットで仕上げていくことをお勧めします。

というのも、4月中旬までに火星が情熱をもたらしフルコミットしていくテーマは、6月中旬以降にラッキースターである木星が「幸運と拡大」をもたらすエリアだからです。ここで闘うべきものと闘い、情熱を燃やし尽くしてエンジンをかけておくことでシームレスに頑張っていけますし、6月中旬以降に拡大する幸運やチャンスの伸びしろも大きく変わってくるでしょう。

4月中旬まで、火星はおとめ座の「改革」を強化するはたらきをもたらします。目指すのは、誰もが尊重され自由につながっていく世界。今まで“暗黙のルール”としてまかり通ってきたことも、疑問を感じたなら黙っている必要はありません。弱い立場の人や仲間の側に立ち、徹底的に改善を求めていくでしょう。多少好戦的になりやすく、「上司に楯突く」「SNS上でバトルする」などといった展開に至りやすい点は心配ではありますが、あなたが声を上げたからこそ変わっていく未来もあるはずです。

というのも、ここでの“闘い”は決して一時的なものではないからです。火星のテーマをバチバチに燃やしたあと、6月中旬からは木星のテーマが「改革、未来のビジョン、友人関係」に変わります。未来に理想を抱き、古い思想を変えていくことで幸運をつかむ1年が、ここから始まっていくのです。おかしいことには「おかしい」と言うつもりでいてこそ、理不尽とは徹底的に闘うつもりでいてこそ、幸福が手に入ります。もちろんわざわざケンカを仕掛けにいくような物騒な運気ではないのですが、正論は急には出てきませんし、Noと言えないのにYesで自分を守ることはできないのですよね。アサーティブ・コミュニケーションを学ぶのは、この時期において間違いなくラッキーアクションのひとつであろうと思います。

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