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不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉

2025.01.25 公開 ポスト

片づけがニガテな原因は‟完璧主義”「もう『理想』で自分にダメ出ししないと約束します」おむらちも(片づけ心理カウンセラー)

部屋の状態とメンタルの不思議な相関関係を読み解き、「重い腰が上がる、魔法のフレーズ」を詰め込んだ、おむらちもさんの『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』。「これまでの片づけ本とは全然違う!」と話題を呼んでいます。

片づけ心理カウンセラーであるおむらちもさんの特別出張講座が、2025年2月9日(日) 14時に開催されます。テーマは「15タイプ 片づけ心理診断&片づけ心理ワークショップ」。その開催を記念して、『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』から一部を再編集してご紹介します。

*   *   *

「完璧主義」が、片づけをより一層ニガテにする

あなたは、片づけをする時に「ここまではやりたいな」といつも高めの目標設定をしていませんか。結構時間がかかったり、体力が必要だったり、簡単にはできないような目標を設定し、疲れてしまっていませんか。

頑張らないとできないレベルの目標なのに、できたとしても「当たり前」。できなかったとしたら「あーあ、ダメだったね」なんて自分へダメ出し。そんなことやっていませんか? 実は、それが「完璧主義」なんです。そして、終わった後も「結局、あれもできなかった。これも中途半端」なんて、自分をいじめ続ける。

心当たりのある方は、自分の気持ちになってみてください。苦手な片づけを自分なりに一所懸命頑張ったのに、そんな言葉をかけられたら、可哀想だと思いませんか。

素敵なイメージの力が、片づけを進める上ではとても効果的です。
一方で、展示場やホテルみたいな部屋に住みたいと思っているのに、全く片づけが進まないという方もいらっしゃいます。

他には、いつもインテリア雑誌や、ミニマリストの方の情報を見て、スッキリした素敵な部屋のイメージがはっきりとあるのに、自分の家の片づけはいつも先延ばしにしてしまって、全く行動できないとおっしゃる方も多いです。
これは、イメージをうまく使えていないと言えます。

例えば、すごい人や完璧な状態などと比べて、自分との差を意識するあまり、自分にダメ出ししてしまう癖がある人が結構いらっしゃいます

完璧な部屋を基準に理想の部屋を考えていると、無理がある

ある方は、インテリア雑誌を読むのが趣味だったのですが、雑誌を見る度にこんなことを思われていました。

「いつも雑誌で見るこの人は、子供が3人いて仕事もしているのに、部屋はおしゃれでこんなにきれい。一方、私ときたら、子供は1人で少しだけパートしているくらいなのに、毎日ダラダラして何もしてない。私ってダメな人間だわぁ」

そんな風に毎日、「私は能力のないダメな主婦」というセルフイメージを確認していらっしゃいました。

せっかくの素敵な部屋や憧れの人も、自分へダメ出しをするための材料として使っていたら、元気も出ないし、片づけのやる気もなくなってしまいますよね。
素敵で完璧な部屋や人に憧れるのは、1章の2でお伝えした「完璧主義」の影響もあるかもしれません。

そもそも、完璧な部屋や人なんて、案外存在しないのかもしれませんよ。

私もインテリア雑誌に写真を載せてもらう時は、カメラマンが撮影に来られたりして、部屋は一番きれいな状態になっていますが、子供が帰ってきたら、当たり前に宿題を広げたり、服が脱いであったり、食べかけのお菓子の袋が散らばっていたりします(笑)。

私は、部屋って、人が生活する場所なのだから、そんな瞬間があって当たり前で、それが生きているってことなんじゃないかなぁって思っています。
いつも完璧に何もないきれいな状態であることの方が不自然なのかもしれませんよ。

そして、雑誌やネットで見る完璧な部屋を基準に理想の部屋を考えていると、無理があるので、片づけは幻のゴールに向かって奔走する作業になるかもしれません。

ふわっと楽しく理想の部屋のイメージを考える

理想の部屋のイメージにも、完璧主義が働いている人は、ちょっとそこを緩めていくのがおすすめです。

もちろん素敵なイメージをするのが、悪いわけではありません。その素敵なイメージに「ならないとダメ」ではなく、「ならないと価値がない」わけでもない。なってもならなくてもいいんです。

「こんな部屋ならテンション上がる。そうなったら素敵だなぁ。私もなっていいよね。なれるかも」
そんな感じで、ふわっと軽く楽しくイメージしてみてください。

くれぐれも、素敵なイメージを自分いじめの材料に使うのはやめてください。
苦手な片づけをする時こそ、自分が自分の味方になってあげないと、やりたくなくなってしまうのでね。

心当たりのある方は、

「もう『理想』で自分にダメ出ししないと約束します」

と言ってくださいね。

 

続きは、『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』でお楽しみください。

「15タイプ 片づけ心理診断&片づけ心理ワークショップ」オンライン参加チケット販売中!

2月9日(日)14時に開催予定です。詳細は幻冬舎カルチャーのページをご覧ください。

関連書籍

おむらちも『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』

年末大掃除も怖くない!! 汚部屋出身→カリスマ片づけ心理カウンセラーだけが知っている、一生きれいな部屋が続く黄金ルール 【目次抜粋】 “重い腰があがる”魔法のキーワードで、あなたの部屋をパワースポットに ・頑張って片づけると必ずリバウンドする ・時間に追われている人ほど「洗濯」の仕組みを見直す ・水回り対策は「中途半端ミッション」 ・母親のタオルの使い方から卒業しよう ・収納を劇的に変える合言葉「ひんどとどうさ」 捨てられないのはあなたが優しいから ・部屋が散らかっている原因は、10歳までの記憶 ・「自分と仲良くなれる」部屋の作り方・片づけの極意 ・収納は「自分軸」で

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不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉

『不思議なくらい部屋が片づく魔法の言葉』試し読みや関連した情報をお知らせします。

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おむらちも 片づけ心理カウンセラー

片づけ心理カウンセラー®/癒しのお片づけ® 講座主宰/株式会社ソルナクレイル代表取締役 1973年、京都市生まれ。同志社大学経済学部卒。大学卒業後、大手ハウスメーカでインテリアコーディネーターとして働いた経験から得た豊富な住まいの知識と、心理カウンセラーの知識をもとに、「癒しのお片づけ講座」主宰をつとめる。心のことを解説したYouTubeチャンネルは1万4700人のチャンネル登録者に支持され、心のブロックを緩めてお部屋を整える仕組みを学ぶ「幸せに優しくなれる癒しのお片づけ無料メール講座」は現在までに7000名以上が受講。また、長期講座の「癒しのお片づけ講座」には毎年、予約が殺到している。頑張ってもうまくいかず、自分にダメ出ししている女性の方に、幸せを感じながら自分らしく生きられるサポートをしている。DIYした自宅のインテリアも多くの支持を得て、『LOVE! DIYインテリア』の表紙を飾るなどインテリア雑誌を始め数々の誌面に取り上げられ、現在まで33冊に掲載される。また、インテリア紹介のポータルサイト、SNSなどで賞を受賞。インスタグラムでは「6700いいね!」を獲得。ピンタレストでは、世界中の方から1万件以上、画像を保存されるなど、多くのインテリアファンからも支持を得る。

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