
社会・教養
美しい青年の采配によって私の事を指名することになってしまった猫背の女性は、どこか虚ろな表情で大きなイヤリングを揺らしながら私の前を横切り、広めの席へ案内された
眼鏡ギャルの席は散っていったヘルプ達が戻ってきて、少しずつ賑わいを取り戻す
「さっさと行ってこいよ糞ホスト」
テキーラばかり飲んでいる眼鏡ギャルの顔は仄かに赤く染まり、糞の発音がなんだか柔らかい
私は静かに席を立ち、美しい青年のお客様と猫背女子がいる席へ向かった
歌舞伎町のホストで寿司屋のSHUNが短歌とエッセイで綴る夜の街、夜の生き方。
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