
暮らし術
小説に私小説があるように、マンガに「私マンガ」があるのは当然のことです。といっても、私マンガで「私」として語るのはマンガ家ですから、多くの場合、自分をモデルとしてその人生を描く私マンガは、「マンガ家マンガ」になります。
「マンガ家マンガに外れなし」とは南信長氏の名言ですが、この言葉の意味は、マンガ家がマンガ家である自分を作品の対象にするという緊張感こそが、マンガ家マンガをすぐれたものにする、ということでしょう。
その意味では、プルーストの『失われた時を求めて』も「小説家小説」であり、その根底に「自分はなぜ小説家になったのか」という問いの緊張感があったから、あれほどの小説ができたといえるかもしれません。
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