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自律神経を整える「言い方」のコツ

2015.04.10 公開 ポスト

今すぐ実践! ビジネスシーンに役立つ5の「言い方」

コツその④ 抑揚をつける小林弘幸

 自律神経研究の第一人者、順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の新刊『自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」』より、フレッシュマンシーズンに向けて、ビジネスパフォーマンスが劇的にアップるす「言い方」のコツを5回に渡ってご紹介します。

 今までの「言い方」を、少し意識して変えるだけで自律神経のバランスを整え、空気をも変えてしまうコツ。今すぐ使える簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてください。

 

★★★

 一瞬で空気を変えたい場面といえば、自分が劣勢なときだと思います。ミスをとがめられたり、交渉の分が悪かったりする場合は、平坦な言い方ではなく、抑揚をつけた言い方をするのがベターです。

 もし、相手がカッカして怒鳴りつけてきたら、「ほんと~に、申し訳、ありませんっ!」というように、少し大袈裟なくらい感情を込めて言ってみてください。ただし、あくまでも客観的に。演じることが大切です。
 心から言葉を発するのはいいことですが、入り込みすぎて自分を見失うと、自律神経のバランスが乱れてしまい、言い方を誤ってしまいます。少し離れたところで相手と自分を眺めているようなイメージで、自分の言い方や相手の表情を観察しましょう。

 とは言え、通常の会話においては、それほど抑揚を意識する必要はありません。相手も自分も自律神経のバランスが整っている状態なら、「言い方」を強く意識しなくても、失敗はほとんどないからです。あまり難しく考える必要はないので、空気を変えたい、ここぞというときには、抑揚を意識してみてください。
 

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自律神経を整える「言い方」のコツ

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小林弘幸

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。

写真 ©Ichiro Kumada

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