あいつはきっと、家政婦を雇った気でいるんだ。
結婚生活○年目──ともなれば、そんなセリフのひとつやふたつ、聞きますよね。でも、そんなやりとりが新婚早々に交わされるなんて……
『マスタード・チョコレート』『深夜0時にこんばんは』『ノストラダムス・ラブ』などで、10代~20代の女子ゴコロを描かれてきた冬川智子さんの最新作『結婚してはみたものの。』が7月9日に発売となります。
ずばり、今回のテーマは「結婚」。それも新婚ホヤホヤの奥様が主人公です。
サトコ(33歳)が熱烈なる猛アタックでゲットした夫のヨーちゃんは、ボクトツでクールなところがカッコいい!! でも、一生懸命作ったハンバーグを美味しいって言ってくれない、ダブルベッドもスリッパも買ってくれない、生まれ故郷の田舎町に住みたがる……あれ!? 我慢するのは私ばかりじゃない!? なんだか少しずつ、何かが違う気がしてきた。結婚って、こんなもんなの??
結婚生活に関する妄想と憤懣、理想と現実、夢と絶望がコミカルに、そして時にはリアルに描かれたちょっと切ない新妻物語。幻冬舎plusで連載されていた14話に加えて、ストーリーの結末となる描き下ろしの最終話が収録された一冊。果たして、最後にサトコが下した決断とは……。是非とも単行本でご覧ください。
さらに、ここで冬川智子さんの最新情報!!
来たる6月27日(土)、神奈川県小田原市の三福文庫ブックカフェで「冬川智子さんの部屋」が行われます。ゲストに冬川智子さんを迎えて、本とお茶を楽しむウィークエンドカフェです。お近くの方も、そうでない方も遊びに来てください!!
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結婚してはみたものの。
サトコ、33歳。自意識過剰で自虐な非モテの「ひねくれ女子」が結婚した!! 妄想、憧れ、イメージ先行……。これは、今どき非モテ女子の結婚生活一年目を赤裸々に綴った物語なのです。