美容整形も高級コスメも不要。美人に見せるのは、カンタンです!
大胆不敵にも、そんなことをキッパリ言い切ってしまう本が、発売になりました。イメージコンサルタント・一色由美子さんの初の著書『NY流 30 秒で「美人!」と思わせる55のルール』。なんと美と接客のプロである銀座のママ達が、ホステスさん教育のバイブルになると、大量注文してくださっているとか❤ そんな本書の読みどころをお届けする最終回は、本を読んだ方から「私もこれを信条にします!」という声がたくさん寄せられている、このルールを。
記事の最後には、一色さんのイメージコンサルティング(おひとり5万円相当)を無料で体験できるプレゼントもあります。ご応募お待ちしております。
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私が日本に戻ってとてもがっかりしたのが、すぐに自分を卑下する人が多くいらっしゃるということでした。
客観的に見て容姿だって悪くないし、仕事の能力だって高い。それなのに「私なんかダメよ」とばかり言っている。過去に何かがあって、そのために自己評価や自己肯定感が低いのかもしれませんし、ただ謙遜(けんそん)で言っているのかもしれません。
以前は、そのような人には、「そんなことないですよ」と言っていたのですが、だんだん疲れを感じるようになりました。「そんなことないですよ」と相手に言わせるということ自体が、謙虚ではなくて、ちょっと失礼であるような気がしてきたのです。
ニューヨークで出会ったスーパーな人たちは、みんな根拠のない自信を持って生きてきた人たちです。謙虚な日本人には、「大風呂敷広げちゃって」と思えるのですが、見ていると、不思議と成し遂げてしまうのです。ちゃんと言っただけのことをやる。根拠なき自信のパワーはすごいのです。
小さいときにアイドル歌手になりたかったとしましょう。でも育つ過程において、親や先生や友達から「無理だよ」「そんなにかわいくないよ」などと、心ない言葉を投げつけられる。そのとき多くの人は傷ついて、夢を潜在意識のゴミ箱の中に捨ててしまう。そして忘れたことにして過ごします。
そのような体験を繰り返していると、人生の目標はどんどん低くなります。傷つきたくないし、達成感を得たいから、この程度でいいやと思ってしまうものです。
でも幸運なことに夢を壊すようなことを言われなかったり、言われても信用しなかったりして、夢を捨てなかった人たちは、高い目標を持ち続け、それに向かって悩まず迷わず、すべきことをし続ける。だから高い目標を達成してしまうのです。
そもそも「根拠のない自信」と言いますが、「どうせ無理」とか「できないに決まっている」とか、相手のためを思っているようで、自分の意見の押しつけである、夢を捨てさせる言葉のほうが、よほど根拠がないのではないでしょうか。
ある男性の心理学者は、自分は醜いからモテないと思っていました。それを実証するために、1日に10人の女性に声をかける実験をしてみたそうです。それで断られるパターンを分析してみたところ、女性が断る理由は主に二つ。ひとつは本当にその男性がタイプではないというパターン、もうひとつは、単に急いでいて時間がないというパターン。その割合は約半々だったそうです。つまり、「醜いからモテないんだ」というのは、彼だけの思いこみ。そして彼は実験で声をかけた女性の1人と結婚したそうです。
1回や2回ふられてしまったからといって、「もう私は誰にも愛されない」とか、「私は男性受けしないのよ」と思いこむのはそれこそ根拠がないことなのです。
「根拠のない自信のなさ」を捨てて、「根拠のない自信」を持って生きましょう。
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*本書には、こんな、思い通りの人生を生きるためのメッセージが、まだまだたくさんあります。ぜひご一読いただけると幸いです。