ツイッターやインスタグラムで大人気のツレヅレハナコさん初の本『女ひとりの夜つまみ』発売を記念して、全5回の短期エッセイ連載がスタートです。
「食べるのは自分だけ。お酒がすすめば無問題!」な超絶簡単レシピが詰まった本書ですが、こちらのエッセイでは、さらに手軽に家飲みを楽しめるヒントをお届けします。
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みなさん、はじめまして。
ツレヅレハナコと申します。
私のおつまみレシピ本『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎・2/10発売)を記念して、
「ひとり酒とつまみ」について数回にわたり語らせていただきます!
私が飲酒しない日は年に2~3日。
仕事から帰宅すると冷蔵庫を覗き込み、
ササっとつまみをつくっては毎日の「ひとり飲み」を楽しんでいます。
ひとり暮らしの冷蔵庫は、
自分の好きなものだけが入っているフリーダム空間。
そのぶん、家族のために毎日ごはんをつくる冷蔵庫と違い、
油断すると「ジャムと調味料しか入っていない」なんてことも…。
お風呂に入って、缶ビールをプシュッと開け、
「つまみがない!」と気づいた時の悲しさたるや!
そんな悲劇を招かないためにも、
「とりあえず常備したいつまみ食材ベスト5」をご紹介しますね。
1位
油揚げ
なにはともあれ、油揚げ! 安くてうまくてボリュームもあるうえに、冷凍しておけるのもすばらしい。トースターで焼いて、しょうゆをかけるだけで立派なつまみになります。めんつゆで煮たり、卵でとじたりしても美味。
2位
クリームチーズ
ワインを飲むときの定番つまみがクリームチーズ。昔に比べて、「小分け包装」で売られているのも便利~。そのままかじるほか、黒こしょうをガリガリひいたり、ジャムをのせたり。常温にのばして、野菜や塩辛を和えても酒がすすむ!
3位
のり
そのままでも延々とかじれる焼きのりは、カロリーも低いのでポテチのかわりに! もう少しつまみにするなら、キムチやチーズをはさんで食べるとカンペキ。ごま油+塩をつけて、低カロリーをだいなしにする(けどうまい)「韓国風のり」もおすすめです。
4位
ちくわ
「もうなにもしたくない…」という夜は、ちくわを一袋コンビニで買って帰りましょう。ちくわの丸かじりでもしながらビールを1~2本飲み、さっさと寝てしまうが吉。余力があれば、きゅうりを穴に詰めれば素敵なおつまみに!
5位
玉ねぎ
野菜で飲みたいときは、玉ねぎの出番です。薄切りにしたら水にさらし、皿に盛ってかつおぶし、しょうゆ、そして卵黄! ガーッと混ぜれば魅惑のオニオンスライス~。見た目は悪くても自分だけのひとり飲みつまみ。酒がすすめばOKです!
<『女ひとりの夜つまみ』から、1品ご紹介>
つまみ食材ベスト5、堂々1位&5位の食材が詰まったレシピが
「油揚げの玉ねぎ詰め焼き」(本書P.11)。
油揚げの中で玉ねぎが蒸し焼きになり、甘みが引き出される
一石二鳥な美味しさ。こちらも是非お試しください~。