ツイッターやインスタグラムで大人気のツレヅレハナコさん初の本『女ひとりの夜つまみ』発売を記念して、全5回の短期エッセイ連載がスタートです。
「食べるのは自分だけ。お酒がすすめば無問題!」な超絶簡単レシピが詰まった本書ですが、こちらのエッセイでは、さらに手軽にひとり飲みを楽しめるヒントをお届けします。
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会社帰りや買い物途中、さくっとひとりで一杯飲みたい…
そう思う酒好き女性も数多くいるかと思います。
でも! 誰もがひとりで居酒屋に入れたリ、昼のレストランで赤ワインのボトルを頼んだり(←もはや一杯じゃない)できるわけではありません。
食べたくもないお通しや、ひとりでは多すぎるつまみ、煙たい喫煙席、なによりも「あの人、ひとりで飲んでる~」という視線…(実は誰も見てないですけども)。
もーー! 日本には、女性ひとりでさくっと飲める店が少なすぎるのよー!
…そんな皆さまのオアシスのような店。それがファミレスの「サイゼリヤ」です。
昼間からジョッキでビールを一気飲みしようと、デカンタでワインを頼もうと、誰の視線も気にならない。お通しもなく、おつまみも適量&格安、ハウスワインは一杯100円からでデカンタもある…す、すばらしい!! いいものを大量に仕入れて、高コスパで提供できるのは巨大チェーン店ならではだと思うのです。
ポイントは、つまみのオーダー。「前菜」の項から選ぶことで、そこは完全に「イタリア居酒屋」。…ぜひ頼むべき、「サイゼリヤの“飲めるつまみ”」をご紹介します!
5位
「辛味チキン」
まずはビールのおともに頼みたいのが「辛味チキン」。ぷりぷりの手羽先はジューシーに焼かれ、ピリッと辛みが効いているのもビール向き!
4位
「柔らか青豆の温サラダ」
熱々の青豆とベーコンに半熟卵がとろ~り。卵の黄身をくずしてソース代わりにいただきましょう。ペコリーノチーズを追加すると、つまみ度UP!
3位
「アラビアータ」
あくまでも前菜で飲みたいので、パスタやピザは頼みません。でも、どうしてもなら「アラビアータ」などのショートパスタを! つまみやすく、じっくりお酒を飲んでものびづらい。
2位
「エスカルゴのオーブン焼き」
ワインを飲むなら欠かせないのが「エスカルゴのオーブン焼き」。食わず嫌いはもったいない貝のようなエスカルゴが、にんにくたっぷりのオイルでじゅわじゅわと…とりあえず、オイルだけでも飲める!
1位
「プロシュート」
キングオブつまみ。イタリア人の友人を連れて行ったときには「プロシュートが、この値段なんて…マンマミーア!」と言っていました(ちょっと盛った)。熱々のフォカッチャにプロシュートを巻き、脂が溶けたところをぱくっとぜひ!
<『女ひとりの夜つまみ』から、1品ご紹介>
5位に登場の辛味チキンですが、鶏手羽を家でも楽しみたいな~と思ったら、
是非こちらをどうぞ☆(本書P.34)
2種類の味を気軽に楽しめるこちら。お弁当のおかずにもぴったりですよー。