2月9日に発売になった『オクテ女子のための恋愛基礎講座』には、自称「挙動不審のブス」だった著者のアルテイシアさんが、体を張って発見した恋愛テクニックが満載。
最終回は、「ズボラでも美人に変身できるテクニック」をご紹介。
前回に引き続き、「女らしくするのが面倒な人ほど、女らしくするのが吉」を力強くお伝えしています!
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ズボラが美人に変身するテクニック 「毎日メイクや髪に時間をかけるなんて面倒くさくて気絶しそう」という気持ち、よくわかりますよ。私もメイク記事を読むと「こんな細かいことできるか!」と白目を剥き口から泡を出すズボラ人間なので、まつ毛エクステをしています。まつエクの目パッチリ効果は絶大で、月に1~2回サロンに行けば、日々のアイメイクの手間が省ける。
それ以外では「チークで顔色を明るくする」「グロスをマメに塗ってツヤ感キープ」など心がけていますが、餅は餅屋、初心者はプロに習った方が早い。化粧品カウンターは商品を勧められるのが面倒くさいという方は、メイクレッスンがオススメ。
メイクの一回体験レッスンを受けた友人たちは「自分に似合うメイクのやり方を教えてくれて、ものすごく役に立った!!」と口をそろえていました。メイクは一度プロに習うと一気に上達するそうなので、よろしければお試しを。
続いて髪。これも餅は餅屋で、ネットやクチコミで評判のいいヘアサロンを探して、美容師さんに相談するのが一番。美容師さんは客の雰囲気をみて似合う髪型を提案するので、変身後の服とメイクで出かけましょう。
私でいうと、もともとの髪質は剛毛で多毛でモッサリ広がって、早い話が麗子像。でも「髪の毛キレイですね」と言われるのは、縮毛矯正をしているから。これも3ヵ月に一度サロンで施術を受ければ「洗って乾かせばツヤツヤサラサラ」をキープできます。技術進歩、万歳! ジーク・ジオン!!
私のように剛毛で多毛種、またはクセのある人は縮毛矯正がオススメ。猫っ毛で毛量の少ない人は、ゆるふわパーマがオススメです。ゆるふわパーマをかけると、さっと横結びするだけでもサマになります。私は若い頃、とち狂ってキツめのパーマをかけたら「伝説のギタリスト来日」と友人に言われました。
爪は特に何もしなくていいです。清潔であればオッケー、凝りすぎると男受けしないと言われます……が、私は「爪ぐらい好きにさせろや!」ってことで、ジョジョネイルやガンダムネイルを楽しんでいます。先月はアナルをイメージしたネイルにしました。指先にアナルがあると元気が出ますね。
そうそう、ついでに香水もつけましょう。アルピニストの野口健氏は、登山に女性用のシャンプーを持参するんだとか。「本当にキツくてどうしようもない時、女性用のシャンプーの匂いを嗅ぐとヤル気が出るんですよ!」という言葉に「この人、バカだけどいい人そうだな」と感じました。それぐらい男は匂いに敏感なので、皆さんもお気に入りの香水を見つけてください。つけすぎに注意して、ふんわり香る程度につけましょう。
昨今はプチプラでも質の良い服やコスメやスキンケア用品が山ほどあります。
お金をかけずとも変身可能なので「そんな金があったらゲームに課金するわ」と言わず、課金しながらオシャレも試してください。自意識の葛藤があるかもしれませんが、新しいスタイルにも1週間もすれば慣れますし、周りも見慣れて何も言わなくなります。
かつては私も「男受けファッション? フン、しゃらくせえ」と鼻くそを飛ばしてましたが、そこだけ男受け仕様にすれば他で男受けを狙わずにすむと気づきました。そして性格や言動はそのままの自分を貫いた方が、真にマッチングする男に出会えることもわかった。なのでモテ本を買うより服を買った方がいいです。
ファッションはマインドに大きく影響します。在宅仕事のため、普段はすっぴんで入院患者ファッションの私。それでスーパーに出かけると「知り合いに会いませんように」と猫背でうつむきがちになる。一方、おめかししてる時は「かかってこいや!」と堂々と胸を張って歩ける。すると他人の視線や態度がまるで違って、路上やバーでナンパもされるし、道路工事のおじさんも親切に誘導してくれます。
見た目を変えるのはコミュ力や会話力を磨くより簡単だし、手っ取り早く自信がつく。読者の皆さんからも「ブス扱いされにくい服装をするだけで、生きるのが格段に楽になりました」「異性からの扱いがまるで変わってお誘いも増えました、中身は何も変わってないのに」など多くの声が寄せられます。
自分が堂々と胸を張っていられるように、パッケージを変えて百倍美人になってくださいね!
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※本連載は今回で最終回になります。続きが気になった方は是非書籍『オクテ女子のための恋愛基礎講座』をお求めください。