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幻冬舎文庫からのお知らせ

2016.08.05 公開 ポスト

幻冬舎文庫夏のフェア「心を運ぶ名作100。」

今年も、幻冬舎文庫の夏のフェアが充実!
あなたの心を揺さぶる作品はどれ?

今年も、幻冬舎文庫の夏のフェアが始まりました!
その名も「幻冬舎文庫 心を運ぶ名作100。」。
「激しさも、優しさも、切なさも。」をキャッチコピーに掲げ、あなたの夏を、ますますアツくする作品を厳選しました。
キャラクターは、春に引き続き、 EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典さん。 春とはまた違った表情の夏の岩田さんは、はじける爽やかさと、男の色気が素敵!! 今年は幻冬舎文庫創刊20周年。書店展開も華やかです! 

夏の岩田さんのポスター撮影風景はこちらから

注目の新刊が19作出そろったほか、既刊本からも、名作を100冊展開です。
今年の幻冬舎文庫の夏フェアでは、ジャンル別展開もしています。
「希」「恋」「泣」「知」「ベストセラー」など、あなたの今の気分に合わせて選びやすくしました。きっと満足させてくれる一作に出会えます。
さらにこの夏も、われらがサポーター・黒猫のモンロヲ君が、全力で応援してくれますよ。

あの大ベストセラーが、待望の文庫化!

山女日記

湊かなえ

このまま結婚していいのだろうか――その答えを出すため、「妙高山」で初めての登山をする百貨店勤めの律子。一緒に登る同僚の由美は仲人である部長と不倫中だ。由美の言動が何もかも気に入らない律子は、つい彼女に厳しく当たってしまう。/医者の妻である姉から「利尻山」に誘われた希美。翻訳家の仕事がうまくいかず、親の脛をかじる希美は、雨の登山中、ずっと姉から見下されているという思いが拭えない。/「トンガリロ」トレッキングツアーに参加した帽子デザイナーの柚月。前にきたときは、吉田くんとの自由旅行だった。彼と結婚するつもりだったのに、どうして、今、私は一人なんだろうか……。 真面目に、正直に、懸命に生きてきた。私の人生はこんなはずではなかったのに……。誰にも言えない「思い」を抱え、一歩一歩、山を登る女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。女性の心理を丁寧に描き込み、共感と感動を呼ぶ連作長篇。

岩田さんの尊敬するHIROさんの話題本が、早くも文庫化!

ビビリ

EXILE HIRO

夢を現実にするために。今いちばんリアルな人生哲学エッセイ! 「EXILEの大きな転換は、よくよく考えてみれば、僕がビビリであるがゆえの決断でもあった」――本文より 自分は心配性でビビリだからこそ、絶対失敗をしないように根回しをし策を講じてきた、と語る著者。 EXILEが輝き続けるために行なった世間を驚かせたいくつものプロジェクトは、ビビリな性格だからこそ、大成功を収めることができたのだ。 彼がパフォーマーとしての引退を機に、EXILEの来し方行く末、そして人生のどん底から今の成功に至るまでを赤裸々に振り返る。 経営者としての手腕も注目されているEXILE HIROのリーダー論や人生哲学が満載の一冊。 ファンのみならず、夢を叶えたい人、働くすべての人に送る福音の書。

豪華な夏のラインナップ。面白い小説が、ドーンと揃いました!

土漠の花

月村了衛

ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、自衛官達の命を賭けた戦闘が始まった。一人の女性を守ることは自分達の誇りを取り戻すことでもあった。極限状況での男達の確執と友情。次々と試練が降りかかる中、生きて帰ることはできるか? 一気読み必至の日本推理作家協会賞受賞作!

廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕

今野敏

警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件の一報が入る。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。彼女は、警察にストーカー被害の相談をしていた。ストーカーによる犯行だとしたら、警察の責任は免れない。被疑者の身柄確保に奔走する中、樋口の娘・照美にある事件の疑惑が……。警察組織と家庭の間で揺れ動く刑事の奮闘をリアルに描く、傑作警察小説。


仮面同窓会

雫井脩介

青春の思い出を語り合うだけのはずだった。同窓会で再会した洋輔ら四人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。計画通り暴行し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。犯人は俺達の中にいる! ?互いへの不信感が募る中、仲間の一人が殺されて……。衝撃のラストに二度騙される長編ミステリー。

ギフテッド

山田宗樹

ある少年の体内で見つかった未知の臓器。以後、世界中で発見され、彼らはギフテッドと呼ばれる。当初、何の特徴も表れなかったが、彼らを恐れた人間ばかりが肉片と化す事件が起き、人々の心に恐怖が宿り始める。差別か、共存か。自分と異なる者に直面した時、人はどんな残酷な決断を下すのか? 人間の限界と本性が暴かれる、エンターテインメント大作。


レーン ランナー3

あさのあつこ

五千メートルのレースで貢に敗れた碧李。その時、碧李の胸には勝ちたいという新たな衝動が込み上げる。一方、天才ランナー・貢の知られざる過去が明らかに。以前、名門高校に籍を置いていたが、ある事件がきっかけで、一度走ることを諦めていたのだった――。走ることで己と向き合う少年たちの、心の疼きと渇きを描いた人気シリーズ第三弾。

妖しい関係

阿刀田高

「死んだら会いに来るよ」。そう言い残して、若くして死んでしまった、年上の女性。合図は話しながら耳をかくことだという(「猫のしっぽ」)。かつて気まずい別れ方をした女性から送られていた、鞄。苦労してナンバー式の錠を開けると、中には褐色のかたまりが……(「鞄の中」)。男と女の関係は、妖しく不思議で、時に切ない。十三の傑作短篇集。


孤高のメス 死の淵よりの声

大鐘稔彦

練達の外科医・当麻鉄彦のもとに末期癌の患者が訪れる。苦慮の末、選択した抗癌剤が劇的に効き、患者はめざましい回復を見せるが、折しもその頃、日本癌治療学会では、癌と戦うなと唱えて一躍時の人となった菅元樹の発言をめぐり、シンポジウムが紛糾するのだった――。患者の為の真の医療とは何かを問う、シリーズ最新刊。

平成紀

青山繁晴

昭和天皇崩御の「Xデイ」はいつ訪れるのか。その報道の最前線にいる記者・楠陽に関係者が衝撃のひと言を洩らした。「陛下は吐血。洗面器一杯くらい」。その時、現場で何が起こっていたのか。そして新元号を「平成」に決めた、政府の知られざる思惑とは。著者自身の記者時代の経験を源に、圧倒的なリアリティーと臨場感で紡ぎ出す傑作小説。


【時代小説文庫】剣客春秋親子草 襲撃者

鳥羽亮

千坂道場の年若い門弟・荒川と石黒が稽古帰りに御家人風の武士に襲われた。命からがら逃げのびた石黒の話では、荒川は一刀のもとに斬り殺され、敵は「これは立ち合いだ」と言い残したという。その後も相次ぐ門弟への襲撃。狙いはいったい何なのか――? 真相が明らかになった時、千坂道場に存亡の危機が訪れる。血湧き肉躍るシリーズ第六弾!


エッセイのラインナップも、ゴージャスです!

女という生きもの

益田ミリ

はじめて生理がきたとき「女になった」とは思わなかった。生理が終わるときもまた「女じゃなくなった」とは思わない気がする――。「女の子は○○してはいけません」「お嫁さんにいけないよ」。いろんな大人たちに言われて大きくなって、今考えるアレコレ。誰にだって自分の人生があり、ただひとりの「わたし」がいる。じんわり元気が出るエッセイ。

寄る年波には平泳ぎ

群ようこ

「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」の習慣で物減らしに挑戦、年をとり頑固になったネコを「できるだけ、がんばれ」と激励、ネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。……長く生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。人生の視界が広くなるエッセイ。


坊主失格

小池龍之介

物心ついたときから、いつも淋しく満たされず、多くの人を傷つけてきました。でも仏道の坐禅瞑想に出会ったことで、違う自分へと生まれ変わることができたのです――自らの過去を赤裸々に告白し、「心の苦しみ」の仕組みを仏道の見地から説き明かす。生きづらさを抱えたすべての人に贈る、救いと励ましの書。

弱いつながり 検索ワードを探す旅

東浩紀

「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、ネットの検索ワードさえグーグルに予測されている。それでも、たった一度の人生をかけがえのないものにしたいならば、新しい検索ワードを探すしかない。それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりだ――。SNS時代の挑発的人生論。


のうだま1 やる気の秘密/のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!

上大岡トメ 池谷裕二

何をやっても三日坊主。あきっぽいのは私だけ? いいえ、それは脳があきっぽくできているから。脳の中の「淡蒼球」を動かせばやる気は引き出されるのです。自分の意志では動かせない「淡蒼球」を起動させる4つのスイッチは、カラダを動かす、いつもと違うことをする、ごほうびを与える、なりきる。続ける技術とやる気の秘密を解くベストセラー。

地図を破って行ってやれ!

石田ゆうすけ

旅は、時間の長さじゃない。一瞬一瞬の光る断片を、どれだけ拾っていけるかだ──! ベストセラー『行かずに死ねるか!』の著者が旅する日本全国、津々浦々。恩人との再会、きらきら輝く恍惚の味、魂を揺さぶる自然、そして、なくなってしまった街と人々の思い……。出会い、発見、感動、恋(!?)がもりだくさん。やっぱり、自転車の旅はおもしろい!


夏のキャラクターノベルは、絶対満足の心優しい物語が2作

五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

柏井壽

京都路地裏にある「ジャスミン荘」は、居酒屋や喫茶店が軒を連ねる昔ながらの長屋。摩利が大家さんになってから、住人は路地入口の伝言板に毎日メッセージを書く約束なのだが、ある朝、ひとつ空欄が。部屋を訪ねると、中に死体! ?この長屋は私が守る! 居酒屋店主の絶品料理と、イケメン刑事の笑顔をエネルギーに、摩利は果敢に謎解きに挑む。

なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

二宮敦人

蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太は“駅の名探偵”。ある晩、終電を見送った壮太のもとに、ホームレスのヒゲヨシが駆け込んできた。深夜密かに駅で交流していた電車運転士の自殺を止めてくれというのだが、その運転士を知る駅員は一人もいない――。小さな駅を舞台に、知らぬ者同士が出会い、心がつながる。あったか鉄道員ミステリ。


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