生き方
夜に部屋でひとり、お酒を飲まない夜はありません。一体いつから、こんなふうになってしまったのでしょう。
若いころ、「お酒を飲む」というのは、人と会う口実のようなものでした。友達や仕事関係の人とのお付き合い。あれば飲むけど、なくてもいいもの。
けれどもいつの頃からか、家にお酒を置きはじめ、晩ご飯には欠かせなくなり、飲まないことには1日が終わらなくなり。
今となっては、お酒も飲まずにどうやってひとりで夜を過ごし、なんのきっかけで眠くなり、布団に入っていたのか、思い出すことができません。
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ひとり暮しの手帖
これまでも、きっとこれからも、ひとり暮し。ここには、山田マチのひとり暮しのいろいろを書きつけます。
このなかのどれかひとつくらいは、あなたの心に届くかもしれない。届かないかもしれない。これは、ひとり暮しの山田の手帖です。