今回から3回にわたって、「余白の力」は、「ホリエモン、ゲーム業界に参入スペシャル」をお送りします。堀江貴文氏が参入する分野は、人狼ゲームのアプリという。第一回の今回は、何故、ゲームなのか、何故「人狼ゲーム」だったのかについて、ニコニコ超会議の横澤大輔氏と本アプリ開発に参加している斎藤由多加氏とが、パーティーゲームの本質に迫ります。
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きっかけは「人狼 TLPT(ザ・ライブ・プレイング・シアター)」
斎藤 今回、ゲームに参入されるということですが、何故、人狼ゲームアプリをやろうと思われたんですか? というところから話を始めようと思うんです。
堀江 人狼ゲームに関わるきっかけになったのは、知人の役者が「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」(略称「人狼TLPT」)に出たのを見に行ったんです。
もともと、小劇場系の舞台ってツマンナイ、という僕の中での問題意識があったんです。見に来る客は大体、友達か役者仲間か家族で、一般客はほとんどいません、みたいな感じで、要するにみんなでオナニーしてる。だからその時もそんな期待もしてなかったんだけど、何とこの僕が寝なかったんです、2時間半くらい。
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余白の力 ~二人の異能が語る無の中に有を見出す手法~
『ザ・タワー』や、喋る人面魚育成の『シーマン』をはじめとする新機軸のゲームを作り続けてきたゲームクリエイター斎藤由多加氏と、『ニコニコ動画』の全企画を起ち上げてきたプロデューサー横澤大輔氏。この二人のカリスマの頭の中を赤裸々に公開する!(構成:納富廉邦)