「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。第1回の今回は、鍋物に活躍するシュンギクの育て方です。
シュンギク
切れ込みとつやのある葉が美しく、黄色の花は花として栽培しても良いくらいです。日当り良く水はけの良い、保湿性もある場所を好みます。我が家では、作りやすい秋まきで育てています。種まきする場所はあらかじめよく耕し、苦土石灰を施し完熟堆肥も施します。
種まきは好光性なので土をかけずにそっと押す程度。間引いたら追肥と土寄せして育てます。芯のところを摘むと脇から芽が出て、次々と収穫できます。冷涼な気候を好み、暑さにも強いです。霜が降りる頃には防寒した方が良いです。
レシピ紹介*シュンギクのツナあえ
●材料(2人分)
シュンギク…1/2束
ツナ缶…1/2缶
ゴマドレッシング
・すりゴマ…大さじ3
・酢…大さじ2
・塩…少々
●作り方
1、シュンギクの柔らかな葉を適当な大きさにちぎり、生のまま使う。固い葉とそぎ切りした茎は、塩少々(分量外)入れた熱湯でさっと湯がき水にとって水気を切る。
2、シュンギクの葉と茎にツナを混ぜて、ゴマドレッシングであえる。
次回は、チンゲンサイの育て方をご紹介します。更新は20日(火)です。お楽しみに。
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知識ゼロからの食べる庭づくり
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