「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。第5回の今回は、貧血気味の女性の味方! ホウレンソウの育て方です。
ホウレンソウ
西洋種、東洋種、その雑種とがあります。我が家では秋に種まきしたものが、厳寒期の冬に緑色の葉がツヤツヤ輝いて茂っており、眺めていて美しい植物だといつも思います。種から育てたので、その思いが強いのかもしれません。
酸性土壌を嫌い、肥沃の土を好みます。あらかじめ苦土石灰と完熟堆肥を施した場所に、元肥を施して溝を作り浅くまきます。間引きと追肥して育てます。
氷点下になる低温でも育ちますので、冬の庭の飾りにもなります。日が長くなると、花芽が伸びてトウ立ちします。ホウレンソウはシュウ酸を含むので、料理の時は、たっぷりの水でゆでた後に水にさらすこと。
レシピ紹介*ホウレンソウとパプリカのポン酢あえ
●材料(2人分)
ホウレンソウ…1/3束
パプリカ(オレンジ)…1/2個
卵…1個
みりん、塩…各少々
ポン酢…適量
●作り方
1、ホウレンソウは3cmの長さに切り、ラップに包み、電子レンジ(500W)で2分加熱し、水にさらし水気をしぼる。パプリカは3cm長さのせん切りにし、ラップに包んで、1分加熱する。
2、卵にみりんと塩少々を加え、いり卵を作る。
3、1と2を合わせ、ポン酢であえる。
次回は、ブロッコリーの育て方をご紹介します。更新は4日(火)です。お楽しみに。
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知識ゼロからの食べる庭づくり
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