10月7日、電子オリジナル書籍のレーベル“幻冬舎plus+(げんとうしゃぷらすぷらす)”から、新たに“幻冬舎plus+ミステリー”として、麻生幾氏、浦賀和宏氏、大倉崇裕氏、小路幸也氏、大門剛明氏、福田和代氏、三羽省吾氏による書き下ろしのミステリー小説が7作品同時に刊行されます。
通常価格は全て、お求めやすい200円(税別)。さらに刊行日である10月7日から始まるミステリー作品の値下げキャンペーン期間中に限り、こちらも100円(税別)で販売いたします。この機会に是非、極上のミステリーの世界をお楽しみください。
※価格は書店によって異なる場合があります
■“幻冬舎plus+ミステリー”10月7日刊行分ラインナップ
麻生幾『クリスマスツリー 捜査1課最強の敵』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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警視庁幹部職員であれば、誰もが晴れがましい気持ちで迎える退職記念式典。だが長年、捜査1課で凶悪犯を追い続けた男――昨日まで警視庁本部捜査第1課のナンバー2だった星正一の胸は晴れなかった。それは男の唯一の屈辱ともいえる未解決事件のせいだった。十五年前に起きたその事件では容疑者すら浮かばなかった。完全犯罪など認めてこなかった最強の警視庁捜査1課――その信念さえ揺らぐ事件だった。しかし、三週間前、事件解決につながるかも知れない端緒を摑んだ星は、迫り来る退職日を前に、激しい焦りを覚えていた。犯人に迫れるか。だがその時間は余りに短く……。圧倒的情報の量と質でエンターテインメントを描き続ける著者が初めて警視庁捜査1課をミステリーで描く、決定的警察小説!
浦賀和宏『メタモルフォーゼの女 スミレ色の手紙』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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少しでも虫が好かない相手に、私は嫌がらせの言葉を記した『スミレ色の手紙』を送る。深い恨みはあるわけではない。うるさい親戚。学生時代の同級生。勤めていた頃の同僚。嫌みな上司。先日は態度が悪かったコンビニの店員への手紙を注意深く作っている。
この手紙が大きな災禍となったのは、私の手紙を契機に隣の部屋に住む女が自殺したことからだった。その死に私は責任がない。そう考えていた、あの女が登場するまでは……。
大倉崇裕『死神の捜査 死神の目』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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一年前に起きた『星乃洋太郎殺害事件』で、逮捕された容疑者に無罪判決が下された。時を同じくして、当事捜査に加わっていた大塚東警察署刑事課・大邊誠のもとに一人の男が現れる。男の名は、儀藤堅忍。警視庁内にある謎の部署でひとり、無罪確定と同時に事件の再捜査を始める男だ。警察組織の傷を抉り出す再捜査に加え、その相棒に選ばれれば組織から疎まれ、出世の道も閉ざされることになる。その為付いた渾名は“死神″。大邊は、儀藤の相棒に選ばれ、否応無しに再捜査に乗り出すことに――。「福家警部補」シリーズで話題の著者が放つ、新感覚警察小説。
小路幸也『刑事その五 ギョウザとバー』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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鹿野原市警察署刑事課強行犯捜査係に勤める僕は「刑事その五」と呼ばれている。僕たちのボスが「刑事その一」と呼ばれているからで、他の意味はない。そんな僕の趣味は料理。給料の大半は料理のために費やしているし、非番の時は、事件のことを忘れるためにも、一日中料理のことを考えている。そんな今日の献立はギョウザ。ご飯は誰かと食べた方が美味しいから、友人で美人のノンコさんを誘った。そこへ先輩刑事の加藤さんも合流。三人でギョウザを食べていると、ノンコさんが、彼女の友人が遭遇した笑い話として不思議な話を始めた。でもそれは僕たちが聞けば「立派な事件」だった……。
大門剛明『アンダードッグ 箱乗り』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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俺は大手新聞社の地方支局に勤務する新聞記者。そう言えば聞こえは良いが、最近ではうだつがあがらず、ライバルに出し抜かれて空回りばかり。そんな鬱屈した日々の中、俺はあの男と出会った。かつては大手新聞社のエースで、今はゴシップ記事で食いつなぐ男。負け犬。俺も最初はそうバカにしていた。そいつのせいで俺は、記者生命すら危うくなるような事態に陥ってしまう。だがその事件の裏には想像すらできなかった悪意が眠っていた……。横溝正史賞受賞作家が渾身の思いを込めて書き下ろす、ジャーナリズム・バディ小説!
福田和代『特殊警備隊ブラックホーク 狙われた潜入捜査官』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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警察には頼れない、訳ありの政治家や実業家などを顧客に抱えるVIP専門の警備会社・ブラックホーク。メンバーは、資格を剥奪されたプロボクサーや警察官、自衛官など一癖も二癖もある奴らばかり。今回の警備対象者は、サイバーセキュリティーの専門家であるルイス・マッケンジー。なぜ、彼は命を狙われているのか、警察に打ち明けられない秘密とは何なのか。不条理に立ち向かう男たちの姿を描いたミステリー。
三羽省吾『GS(グレー・シチュエーション) 砂の中』
通常価格200円(税別)期間限定価格100円(税別)
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東京多摩地区の山間の、とある集落に『GSオジカ』というバーがある。ガソリンスタンドの跡地を、ほぼそのままの状態で使用している風変わりな店。店主は過疎化と高齢化が急速に進む集落で唯一の三十代であり、高齢者のために日々の買い出しを請け負っている。バーの客は殆ど常連で、たいした売り上げにもならない。店主はいつもギリギリの生活だ。ただし、よほど居心地が良いのかバーには妙な客が吸い寄せられてくることもある。ある日、バーを訪れたのは「生きている場所が違う」と思えるほど綺麗な娘。だがその彼女は過去最大級の「ワケあり」だった……。
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幻冬舎plus+編集部便り
幻冬舎発のオリジナル電子書籍レーベル。
電子書籍ならではのスピードと柔軟性を活かし、埋もれた名作の掘り起こしや、新しい表現者の発掘、分量に左右されないコンテンツのパッケージ化を行います。
これによって紙に代わる新たな表現の場と、出版社の新たなビジネスモデルとを創出します。
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