あなたは思い通りのなりたい髪になれていますか?
「髪質だから仕方ない」と半ばあきらめている方も多いのではないでしょうか。
人気美容室ビュートリアムのトップ美容師でありながら、現場にこだわり、のべ数万人の髪を見てきた田所幸子さんによると、最近の女性たちの髪や頭皮が“ヤバい状況”なっているそう。
しかもその原因は「自宅で行う基本のヘアケア」。
田所さんが、シャンプー法、トリートメント法、ドライ法など、魅力的な髪をつくるための自宅ヘアケアの基本のき”を1冊にまとめました。その一部から、美髪にちかづくトリートメントの効能についてご紹介します。
髪表面と内部のダメージを補修してくれる
シャンプーは、頭皮をマッサージし汚れを落とすためのものでした。では、トリートメントはどんな目的があるのでしょうか。
・髪表面を美しくなめらかに整え、髪内部に栄養を与えるもの
こんな役割を果たすのがトリートメントです。
髪のエイジングが気になる大人の女性であればシャンプーのたびにトリートメントを。髪も頭皮も健康でトラブルもない場合は、コンディショナーをベースに、1週間に1~3回トリートメントを使うといった頻度でもいいでしょう。
最大限に効果が出る使い方をマスターしたい
ではトリートメントのプロセスを解説します。頭皮マッサージと汚れを落とす目的のシャンプーのあとは、積極的に髪を補修していくトリートメントを行います。健康的になった素髪に、美しさを加えていくプロセスです。(コンディショナーの場合も原則同じステップとなります)
髪の補修を目的としたトリートメントにはさまざまな機能のものがあります。自分の髪をどんな髪に変えたいか? その願いを叶えてくれる働きを持つトリートメントを選びましょう。
そして、重要なのが、その使いかたです。せっかく進化しているトリートメントを使うのですから、効果が最大限に出る使いかたを心がけましょう。
ポイントになるのは、「水切り」、「浸透」、「放置」です。そして、傷みやすい部分の毛には、トリートメント剤をより深く浸透させるのも重要。
書籍『女っぽさを作る美髪ケアの基本』ではトリートメントの効果的な方法について紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
美容師直伝の自宅ヘアケアで髪は確実に変わる!
人気美容室ビュートリアムのトップ美容師・田所幸子。現場のサロンワークにこだわり、のべ数万人の髪を見てきた彼女は気づいていた。最近の女性たちの髪や頭皮が“ヤバい状況”なっている、と。
「頭皮が硬くて、髪はかなりの乾燥状態なかたが多いですね。髪のコンディションがよくないと、せっかく作ったヘアスタイルもうまく決まらないんですよ。問題は、自宅で行う基本のヘアケアにあるんじゃないかと思います」。
すべての女性の髪を美しくしたい!と切望する美容師・田所幸子は、シャンプー法、トリートメント法、ドライ法などの自宅ヘアケア“手取り足取り、基本のき”を1冊にまとめた。ここでその一部を紹介!