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愛と子宮に花束を――夜のオネエサンの母娘論

2017.06.30 公開 ポスト

映画『身体を売ったらサヨウナラ』公開。鈴木涼美さん舞台挨拶決定!鈴木涼美

鈴木涼美さんの初エッセイ『身体を売ったらサヨウナラ~夜のオネエサンの愛と幸福論』が映画化、7月1日より劇場公開されます(映画『身体を売ったらサヨウナラ』公式サイト)。

監督は『下衆の愛』『グレイトフル・デッド』で国内外の注目を集める内田英治さん、主演は2013年に公開され大ヒットとなった『恋の渦』(大根仁監督)の柴田千紘さん。

【予告編】
 

【劇場情報】
K's cinema(東京都新宿区):7月1日(土)~ 7月14日(金)19:00 ~
シネ・リーブル梅田(大阪市北区):7月8日(土)~ 7月14日(金)レイトショー上映

公開初日の7月1日、K's cinemaでは、鈴木涼美さんが舞台挨拶に登壇します!
(19:00~ 映画上映前)

映画版も、原作以上に衝撃の仕上がりです。
ぜひ本×映画、衝撃作を2乗でお楽しみください。

 

鈴木涼美『愛と子宮に花束を-夜のオネエサンの母娘論』

愛しているがゆえに疎ましい。 母と娘の関係は、いつの時代もこじれ気味なもの。 ましてや、キャバクラや風俗、AV嬢など、 「夜のオネエサン」とその母の関係は、 こじれ加減に磨きがかかります。 「東大大学院修了、元日経新聞記者、キャバ嬢・AV経験あり」 そんな著者の母は、「私はあなたが詐欺で捕まってもテロで捕まっても 全力で味方するけど、AV女優になったら味方はできない」と、 娘を決して許さないまま愛し続けて、息を引き取りました。 そんな母を看病し、最期を看取る日々のなかで綴られた 自身の親子関係や、夜のオネエサンたちの家族模様。 エッジが立っててキュートでエッチで切ない 娘も息子もお母さんもお父さんも必読のエッセイ26編です。

『身体を売ったらサヨウナラ―夜のオネエサンの愛と幸福論』

まっとうな彼氏がいて、ちゃんとした仕事があり、昼の世界の私は間違いなく幸せ。でも、それだけじゃ退屈で、おカネをもらって愛され、おカネを払って愛する、夜の世界へ出ていかずにはいられない―「十分満たされているのに、全然満たされていない」引き裂かれた欲望を抱え、「キラキラ」を探して生きる現代の女子たちを、鮮やかに描く。

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愛と子宮に花束を――夜のオネエサンの母娘論

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鈴木涼美

1983年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。東京大学大学院修士課程修了。小説『ギフテッド』が第167回芥川賞候補、『グレイスレス』が第168回芥川賞候補。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』『おじさんメモリアル』『ニッポンのおじさん』『往復書簡 限界から始まる』(共著)『娼婦の本棚』『8cmヒールのニュースショー』『「AV女優」の社会学 増補新版』『浮き身』などがある。

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