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「小説幻冬」編集部より

2017.09.08 公開 ポスト

【編集部日記】新人賞の原稿を読む。

9月4日(月)
今月末までに新人賞の原稿を6本読まなくてはいけない。こういうのはいつもギリギリになって焦ってしまうので、余裕を持って今日から読み始める。

同時に、小説幻冬9月27日売の号がそろそろ佳境を迎えるのでゲラのやり取りだったり、デザインの微調整だったりをする。

8月は「何時間本(ゲラなど含む)を読んでいるのか」を測っていたのですが、だいたい2800分(一日平均1時間半)でした。お盆休みは本をあまり読んでいなかったので、他の月だともう少し多いのかも。この読書量だと、個人的には「少ない」と感じてしまう。もっとinputしないと。


9月5日(火)
夜、映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観に行く。素晴らしい。展開が速いので一瞬も飽きないし、主人公がどう変化していくかを楽しむ人間ドラマでもあるし、何より、危機に直面した人間たちの振る舞いに感動したり、怒りに駆られたりして、とにかく心が動く一本だった。おすすめ。

近所のお店で仕事終わりの一杯を飲みながら、テレビを観ていたら、弊社刊『たった月2万円のふたりごはん』(奥田けい著)がニュース番組で紹介されていた。眞子様と婚約された小室圭さんが書店で買ってくださった一冊。僕の先輩が作った本で、とても素敵な一冊なのでオススメです。

 

9月6日(水)
小説幻冬の会議。「こういうことやろうよ」とか「この人と仕事したいね」とか、そういうことを話すのですが、話した後に行動に移さないと仕事にならないわけで、穏やかなれど緊迫感ある時間。小説幻冬では週一回こういう会議をやっています。できたりできなかったりの繰り返しで、雑誌が充実していけば嬉しい。

9月14日発売の上田秀人さん新刊『町奉行内与力奮闘記五 宣戦の烽』の見本が刷りあがる。見本を手にする瞬間は、何度味わっても純粋に嬉しい。


9月7日(木)
今日も新人賞の原稿読み。メモを取りながら通読し、その日のうちにそのメモをまとめる。そうすると記憶が定着する。日々、何冊もの本や原稿を同時進行で読むので、この「メモまとめの時間」がないと記憶がごっちゃになる。原稿に書き込んだメモは自分にしかわからない類のものだけど、あとあと見返すとこのメモが重要だったりして。人にもよると思うけど、ペンなしだと僕は原稿が読めない。

夜、中目黒で会食。


9月8日(金)
小説幻冬9月27日売号の表紙に関して詰めの作業。毎回、デザイナーのbookwall松さん&イラストレーターのマルコ&マルコさんと、「今回どうする?」的な話の果てに生まれるのですが、今回は最初に「こうしよう」と言っていたものから、思うことがあって突如変更。それが良かったか悪かったかはわからないけれど、いただいたラフを見て「ぐふふ。かわゆし」と身悶える。急な思いつきに対応してくださった松さんとマルコ&マルコさんに感謝。

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