子供を泣かせてナンボ!? 宮古島のお祭り「パーントゥ」に似た、地元の小さなお祭り。｜歌のち歌、ときどき旅｜歌う旅人・香川裕光

お祭りって、否応なくテンションが上がりますよね。
最近は、テレビ番組などで“奇祭”と言われるような変わったお祭りが紹介されることも増えていますが、知られていない小さなお祭りが、日本中にたくさんあります。
時代とともに変わらざるを得ないものもありますが、お祭りは、昔のまま、永く残って欲しいものです。

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エッセイ
天狗

　宮古島行きの飛行機が 10分遅れで、那覇空港を発進した。窓から見える右翼が、グラグラとしなって揺れている。遠くから見る飛行機はとても頑丈で固そうだが、こうして間近で見ると、しなやかで軽そうだ。むしろポッキリ折れてしまいそうで不安である。

　滑走路で勢いよく助走をつけて、轟音とともに機体が浮かび上がる瞬間。おしりから持ち上げられているような、あの感覚。何度乗っても、何故この物体が空を飛べるのか、理解できなくて恐ろしい……。

　恐ろしいが、とても快適だ。ここから約1時間のフライト。宮古島の青い海が楽しみである！

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歌のち歌、ときどき旅

旅するシンガーソングライター香川裕光は、今日もギター片手に、日本のどこかで（ときどき海外で）、歌ったり笑ったり食べたりしています！

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歌う旅人・香川裕光

1986年広島県生まれ。20代前半の頃は重度障害者のための介護施設に勤め、介護の仕事の傍らで、ギターを持って歌っていた。この施設で、歌が人の心の奥に強く鋭く届くことに感動し、もっと多くの人に歌を聴いてほしいと一念発起。日本中を旅しながら、ライブを続けるように。そんなとき、TBS系列で深夜の時間帯に放映されていたオーディションバラエティ番組「Sing!Sing!Sing!」に、「他薦」されて出演したところ、審査員の高評価を得る。結果的に、最終決戦の場である「歌王」出演に至り、そこでグランプリに選ばれた。

全国各地にて年間150本以上のライブ活動を行いつつ、広島のラジオ番組でDJもこなす。YouTube配信にて、オリジナルやカバー曲の動画を200本以上アップ。チャンネル登録者は1万人を超えている。映画『ケアニン～あなたでよかった～』の主題歌『星降る夜に』書き下ろし、世界遺産・嚴島神社高舞台での単独の奉納コンサートなども。

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