これなら私にもできる！菅広文（ロザン）

ロザン菅さんの『身の丈にあった勉強法』を発売前に読んで「感想文を送ろう」企画！絶賛、こちらでご紹介させていただいています！

就職先の内定が決まったというレイラさん。学生から、社会人になるまでの間って、不安が大きいですよね。レイラさんも、不安がいっぱいだったようです。
そんなときに出会ったのが『身の丈にあった勉強法』。自分に自信をなくしてしまったという人は、この本に背中を押してもらえることでしょう！

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【 レイラ 】さんから届いた感想文

　考え方ひとつで変えられる―『身の丈にあった勉強法』を読んで

「私は身の丈にあわない内定先を選んでしまったのではないか。」

　内定式を終えてからずっとこの不安と疑問を抱いていたため、この本のタイトルに惹かれた。

　まあまあな大学に進学して、まあまあなりに就職活動に励み、満足のいく内定をもらったが、自分より遥かに多彩で秀でた同期たちに早くも劣等感を覚えていた。しかし、『身の丈にあっていない高校・大学に入ると成績が伸びなくなる』や『身の丈にあった生き方＝いちばん得な生き方』の章を読んで、優秀な人たちとの付き合い方や自分自身を見直して環境をポジティブに捉えていけば、どのような状況でも自分にとって良いものに、豊かなものになるのではないかと気付くことができた。実際、中学や高校時代は優秀な同級生に囲まれていて、彼女たちを純粋に尊敬し切磋琢磨し合っていたことを思い出し、まずは自身の心構えを改めて行動していこうと決意した。

『「宿題やった？」と親に聞かれた瞬間、子供にとって宿題が罰になる』の章も大変共感を覚えた。先日、内定先から、入社までに勉強するようにという御下命と共に教材がどっさりと届いた。自主的に勉強していた時は楽しいと思っていたにもかかわらず、教材の山を見て気乗り薄になってしまった。しかし、こういう時にこそ自らやる理由を見出すことが大切なのだと再確認できたので引き続き努力していきたいと思う。

　学校を卒業しても、社会に出てからも、結局人生のうちで何かしらの「勉強」をすることから逃れることはできないだろう。この本には様々な勉強のコツが載っている。ロザンといえば、関東ではどうしても京都大学卒の宇治原さんのイメージが強く、「そんな素晴らしく頭の良い人が行っている勉強法は難しいのでは？」と引いてしまう人もいるかもしれない。しかし、そこは著者である菅さんの分かりやすく噛み砕いた文章で「これなら今日から私にもできるかも、やってみたい」と思わせてくれるのだ。宇治原さんやロザンとしてのエピソードも多々もりこまれているので、読みやすい上に楽しむことができる。読み終わった際に、読者は勉強法のヒントを獲得するだけではなく、きっとロザンを好きになっていることだろう。

　ぼんやりと将来に不安を感じていた今この時期に、この本に出会うことができて私は大変幸せだ。学生のみならず、社会人の方々にも是非読んでもらいたい。