2018年 いて座の運勢
ここまで本当に、おつかれさまでした。よくぞ頑張っていらっしゃいましたね。いきなり占いっぽくない出だしで恐縮ですが、2017年12月20日、いて座に滞在していた土星がやぎ座に移ります。2015年9月頃からこちらというもの、言いようのない孤独や不安、圧迫感を抱えてきた方はとても多かったことでしょう。もともとあなたは、辛いときでもあまり表に出さない人です。辛いことがあってもどこかさっぱりとしていて、友達の前では元気で「ウェーイwww」なんてやっていたりします。そうした性格をもってしても、この2年半は心がばらばらになりそうな出来事も、一度や二度ではなかったのではないでしょうか(特になかったらすみません)。
これまでの試練が報われる一年に
土星は決して、凶の星というわけではありません。現状に甘んじることなく努力している人にとっては、強い味方となります。幼い価値観から卒業して、大人として成熟することを促してくれる存在でもあります。ただ、そのやり方が少々ガチなんですね。自分の悪いところ、至らないところに容赦なく向き合わせられたり、しょうもないプライドを思いっきり傷つけてきたり、自信を失わせたり、そうした出来事を次々と送り込んで軌道修正を促します。だから、本当に厳しい日々となることが多いのです。
でも、そのままにしていれば、今後もっと大きな損失が生まれてしまうかもしれない。生き方にゆがんだクセをつけて、本当は良いはずだった運命を歪めてしまうかもしれない。だからこそ土星はときに少々荒っぽいやり方で「そうじゃないよ」と教えてくれるわけです。そして、それは必ずいつか「あのとき、頑張ってよかった」と自分を褒めてあげたい出来事として、報われていきます。
2018年のいて座の運勢を見てまいりましょう。
土星の移動によって、あなたが抱えてきた重たい荷物は随分軽く感じられるようになるでしょう。経験した辛いことはなくなりません。でも、気持ちは楽にしていけます。やせ我慢でも無理をするでもなく「うん、もういいかな」と手放してあげることができるようになるでしょう。
11月からの幸運期に向けて準備して
気持ちの上では浮上しつつも、その一方でどこか過ぎ去った過去や自分の心の内を見ているような、内向的な年でもあります。これまで気づかなかった、あるいは気付こうとしなかったものを確かなものとして肯定したり、かつてできなかったことに再挑戦したりする人は多いことでしょう。何気ない日常のなか、ふと記憶の底から浮かび上がってくるものがあったなら、メモするなどしてしっかり向き合っておくと良いですよ。その出来事が、自分にとってどんな意味を持っていたのか。自分の糧になるように、ひとつひとつ丁寧に意味づけしていくことであなたは、2018年11月からの幸運期を生きる準備をすることができます。
かつては素直に受け入れられなかった、人の優しさに気づくかもしれません。心温まる思いをなさるのかもしれません。後悔がつのったり、自分の弱さを実感したりすることもあるでしょう。そこには、今まで自分でも自覚していなかった本音が眠っているのかもしれません。ただ、もうこれまでのような重苦しさはなく、どこか穏やかで希望に満ちた日々であろうと思います。ひとつだけお願いしたいのは、自分を責める方向には持っていかないでいただきたい、ということです。後悔すらもしっかりと「終わり」にしてあげることが大切です。それは、他ならぬ自分自身のためになりますからね。
2018年11月、あなたはこれまでよりも力強い足取りで、本当の意味で自分らしい人生に向けて一歩を踏み出すことになります。辛い思いをしたからこそ得られるものも大きいだろうという確信が、胸のなかにはあるはずです。「なんとかできる」「生きていたらだいたいオッケー」的な、あなたが本来お持ちであるイージーモードも、より強さを秘めて復活するだろうと思います。実は私自身がいて座なのですけれども、いい意味で前向きに人生をナメているんですよね(褒めています)。それだからこそ成しうることもある、というのがいて座の宿命なのです。
2018年の恋愛運
いて座の人はもとより、オープンに恋を楽しみ尽くす恋愛体質です。というとすごくモテモテの楽しい人生のように聞こえるかもしれませんが、恋愛体質だからといって、決して楽しいことばかりでもないのですよね。経験する愛が多ければ、痛みも同じ数だけ増えていきます。それでも「愛するよろこびのほうが勝るから」と喉元過ぎればなんとやらで恋をするのがいて座の人なのです。ただ、そうはいってもこの6〜7年は、恋愛観が根こそぎ変わる——場合によっては人生観すらも恋愛をきっかけとして変わってしまう——ような痛みをともなう出来事も多かったのではないでしょうか。
2018年から2019年にかけて、いて座の人はかつてのような恋をしなくなっている自分に気づくことになるでしょう。それは決して、トシをとったというわけではありません。恋愛観が成熟し、より良いかたちで恋をすることができるようになったからです。行きつ戻りつしながら少しずつ、新しい“人の愛し方”をしていくことになるだろうと思います。ここに至るまでのあなたが経験した淋しさのレッスンは、きっと役に経つはずですよ。恋愛運も年明けから順調に上がっていきます。春には嬉しい話も巡ってくるかもしれません。
2018年の仕事運
年明け早々からやる気がみなぎっています。初夏の頃まではかなり忙しくなるでしょう。過去に頑張ったことが栄養となって仕事に活きていることを実感できる時期ですから、頑張れば頑張るほど自信を持てる向きもあるだろうと思います。それは決して気のせいではありません。自分だからできること、というものを変に謙遜せず、誇りに思ってまいりましょう。
早春の頃、あなたが重要な役割をかって出たり、あなたが発案した仕事が動き始めたりする可能性が出ています。意欲的に取り組めるチャンスですから、ハードルの高いチャレンジもアリです。自分の能力を磨き上げる、スキルアップのために勉強をするにも良いでしょう。
5月から11月までは仕事内容が大きく変わったり、未経験の立場に置かれたりする人も多いかもしれません。この間、従来のスタンスで通用しないと感じたことがあるならば、どんどん改革をはかっていくのが運気の波にうまく乗っていくコツです。いて座の人は一度スイッチが入ると何もかも犠牲にしてみずから社畜になるようなところもあります。しかもしれが楽しいのですよね。ただ、そうした点も働き方改革にチャレンジしてみるのも良い結果につながるでしょう。10月には大きなチャンスの暗示があります。
* * *
いて座の人はとことん自由な精神の持ち主でありながら、どこか他人を気にしているところがあります。それは「あの人の期待に答えたい」「よくやったと思われたい」という、前向きで強いお気持ちなのですよね。そのために少々無理を続けてきたようなところがあるなら、2018年からは少し「No」と言うことも大切になさってみてください。あなたなら、たとえNoの意味でも相手にいやな気持ちをさせず、上手に言えるはずです。そうやってできた時間と心の余裕を、本当にやりたかったこと、心身がすこやかであるためにすべきことに使っていただけると、これからの日々を良きものにしていけるだろうと思います。
いて座にとっての2018年は、夜明けなのだろうと思います。良い1年にしてまいりましょう。私はそうして参りますし、あなたもきっとそうなさるだろうと信じています。
2018年の良縁日
3月8日、4月16日、9月25日
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