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青空と鬱とパームツリー

2017.12.26 公開 ポスト

恋人に察してほしがる日本人彼女は婚約まで至らなかった西原珉

今さらですが「忖度」について

写真:iStock

今年2017年度の流行語大賞になったという「忖度」について。
ロサンゼルスにいるとどのくらい今さらなのか、実は良く分からないのですが、今さらこの言葉について書いているその訳は、
(1)カウンセリングに訪れた日本人の人間関係の悩みを探っていくと、この忖度的心理が働いて事態を悪くしていると思えるケースがしばしば見られること。
(2)日本にいたときはガイジンと呼ばれ、むしろKYなほうであったであろう自分も、無意識のうちに忖度していて、アメリカではかなり重度の忖度イストに属することを、つい最近自覚してしまったから、である。

多文化社会では日本人の忖度スキルは機能しない

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西原珉

東京藝術大学美術学部卒業後、1990年代の黎明期のアートシーンin 東京でキュレーター・評論家、アートマネージメント、ライターとして活動。2000年にロサンゼルスに移住。子育てに専念かと思いきや、結局子育てが終わるのを待ちきれず、ふたりの男子がティーンエージャーのいちばん大変なときにロサンゼルスにて臨床心理カウンセリングの大学院を修了。現在はダウンタウンにある社会福祉事務所にて、ソーシャルワーカー兼メンタルヘルスセラピストとして働いています。

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