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「小説幻冬」編集部より

2018.02.23 公開 ポスト

【編集部日記】『黙殺』(畠山理仁著)がすごく面白い。

2月19日(月)

朝、『黙殺』(畠山理仁著)を読む。都知事選のニュースは見ていたけれど、「無頼系独立候補」の方がこんなたくさんいて、それぞれ独自の戦いをしていたことを知らなかった自分を恥じる。あと、供託金がそんなに高いとは知らなかった。選挙に関して、僕は知らないことばっかだった。気づけば1時間半くらい読みふけっていて、打ち合わせに遅刻しそうになる。それくらい面白かった。

上田秀人さんの傑作シリーズ「妾屋昼兵衛女帳面」が重版かかる。しかもシリーズ全巻(8冊)重版かかる。このシリーズは完結しているのですが、小説幻冬に連載していただいた「妾屋の四季」が3月に発売になります。シリーズ既読の方も未読の方もぜひ! 上田さんの作品を読むと、物語展開が面白いだけでなく、江戸時代の経済や風俗などを感じ取れます。

夜、韓国映画「悪女/AKUJO」を鑑賞。冒頭10分の興奮(もちろん、その後も面白いのですが)! カーチェイスのシーンとか、「どうやって撮影してんの!?」というくらいの盛り上がり方で、テンションが上がる。


2月20日(火)
小説幻冬で二宮敦人さんに「世にも美しき数学者たちの日常」を連載していただいているのですが、夜、その連載の絡みで飲み会。数学を愛する方たちの、なんと刺激的なことか。話を聞いているだけで面白く、あっという間に時間が過ぎる。ちなみに、「世にも美しき数学者たちの日常」はめちゃくちゃ面白いのでオススメです。未知の世界を知ることで、世界は豊かになります。他者にも優しくなれます。


2月21日(水)
映画 去年の冬、きみと別れ ビジュアルブック」の見本が刷りあがる。本を作る作業は、作っている最中は息を止めて水の中に潜っている感じで、見本が出ると一息つけて、書店に並ぶとまた水中に潜る、という感じ。

夜、映画「去年の冬、きみと別れ」のジャパンプレミアへ。鑑賞するのは2回目なのですが、めちゃくちゃ面白い。


2月22日(木)
4月に出す単行本を小説幻冬で特集したいと思っていて、デザイナーの松さんと打ち合わせ。幻冬舎plusの編集長竹村が担当なので、いっしょに松さんのところへ。


2月23日(金)
小説幻冬の会議。連載媒体は、常に先のことを考えて手を打っていかなくてはいけないので、みんなでああでもないこうでもないと話す。そして、今日は小説幻冬vol.17の見本日。発売は2月27日です。よろしくお願いします。

夜、小川洋子さんが新刊『口笛の上手な白雪姫』刊行を記念して丸善丸の内本店にてサイン会をするので、そのお手伝いに行く予定。
 

「小説幻冬」有馬大樹

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