サウナとの出会いはかなり前になりますよ、アレですね、学生時代ですね。
学生時代に『東京温泉』……銀座の松阪屋の近くと、東京駅の八重洲側の地下にあってね。最初は誰かに連れてってもらったんですよ。それまでは一回も入ったことなかったんだから。それで入ってみたら、「こりゃいいもんだ!」って。一言でいえば、「ヤミツキになった!!」ってことですよ、今から約50年前に…。
というサウナ歴50年の年季の入ったサウナマニアがいる。衆議院議員・平沢勝栄氏だ!
テレビでもお馴染みの平沢議員は1945年9月4日岐阜県生まれ、現在72才。そのあまりにもエネルギッシュで、そして達観すら感じられるそのサウナ歴・サウナ観をたっぷり味わってほしい!
大学を出て警察庁に行ってからは大阪にもいたんで『ニュージャパン』ね、難波の方の。あそこもよく行きました。
地方に行けば、その土地その土地に必ずサウナがあるからね。岡山の警察本部長やってる時も、岡山のサウナに行ってましたよ。
岡山の繁華街にあったんですよ、名前はなんていったかな~。『ハリウッド』?
あ、『ハリウッド』もよく行ったけど、もう一軒、川が近くに流れてて、名前が思い出せないんだけど、よく行きましたねェ。
今も時間があればサウナ!
地元の新小岩には『レインボー』っていうのがあるんですよ、あとは綾瀬に『銀河』っていうのがある。ココはよく行ってる!!
なんで『レインボー』より『銀河』の方がよく行くかっていうと、『銀河』の方が空いてて人と会わないんですよ。
『レインボー』行くと、知ってる人とばっかり会っちゃうんですよ。サウナの中で地元の知ってる人と挨拶ばっかりしてたら、疲れが取れないんで、どうしても『銀河』が多くなっちゃう。『レインボー』も広くていいんですけどね。
ただ失敗したことがあってね。サウナにはメガネ外して入りますでしょ。昔は知らないでかけたままサウナ入ってメガネ壊しちゃいましたから、外して入る。でもメガネがないとよく人の顔が見えないんですよ、サウナの中で。すると知ってる人が入ってきてもわからなくて、
「なんで挨拶しないんだ!」
って怒られたことあるの。見えないんだもん。だからメガネもかけなきゃいけないんだけど、そうはいってもね、メガネがダメになっちゃうんでねェ。
だから地元のサウナに入る時は、みんなに頭下げてれば間違いないの、ね。
ただどなたかはわからない!!
でもサウナでいろんな友達との出会いはありますよ。サウナ友達っていうの。サウナの隣で色々と話しあってね。
「今度、応援しますから」なんていってくれたりね。
だってサウナの中は何もしないで座ってるワケだから5分、6分って。そりゃあ話をすることもありますよ。何人か、そういうサウナ友達も出来ましたよ。
そんな感じで今よく行くサウナっていったら、ココ『六本木VIVI』と綾瀬の『銀河』。新小岩の『レインボー』。それと新橋の『アスティル』もよく行きますね。
その四カ所。
つい最近までは、赤坂の地下入ったところ……整骨院かなんかの地下一階に、よく行く所があったんだけど(『EMサウナ』)、そこはつぶれちゃったの。
それと地元のスーパー銭湯も行くんだけど、そこももう知った人にばっかり会って、落ち着かなくなっちゃうから、少なめで。
サウナの入り方は、最初にシャワー浴びて簡単に体洗って、サウナに6~7分入ってから、すぐ水風呂に入る。
ここ『VIVI』だと水風呂がけっこう冷たいから水風呂に入ってるのは1分くらいだけど、他の所は2分くらい入って。それを2回くらい繰り返す。
ココの水風呂は冷たいですよ。そりゃあ水風呂は冷たい方がいいですよ。そりゃあもう決まってる! それでリフレッシュする!
サウナの効用っていうのはやっぱりリフレッシュするってことじゃないかな、体もそうだけど、心もリフレッシュする。
(取材/構成:カーツさとう)
-----つづく
インタビューはさらにディープなサウナの話に。
インタビューの完全版は日本サウナ総研の「SAUNNERS」で公開中です。
http://saunners.saunasoken.jp/interviews/162.html
サウナのひみつ
日本初のサウナ研究機関である「日本サウナ総研」がさまざまな角度から「サウナ」の魅力や秘密を紹介するビギナーからベテランサウナーまで楽しめる熱い連載!