【編集部日記】上田秀人さん新刊2冊同時刊行！

3月12日（月）
2018年に入ってから比較的忙しない日々が続いていたけど、ちょっとひと段落な感じ。細かいあれこれは山積しているけど、今週はインプットウィークと決めて、まずは映画を観に行く。「ブラックパンサー」。めっちゃ面白かった。ダン・ブラウンの『オリジン』も読み始める。これも面白そう。

3月13日（火）
新聞広告を作成したり、4月に刊行予定の単行本のことで関係各位に連絡したり。振り返ると「何やったっけ？」と記憶が曖昧な日があるけど、こういう1日の地道な作業が後々に生きてくるから、丁寧かつ誠実に。夜、会食の予定がなくなったので、3冊くらいの本を一気に読む。

3月14日（水）
午前に所属していく局の企画会議。午後、映画「去年の冬、きみと別れ」の製作委員会。夕方から夜にかけて、3月27日売りの小説幻冬の最終確認。

夜、三軒茶屋で会食。

3月15日（木）

上田秀人さんの『町奉行内与力奮闘記六　雌雄の決』と『妾屋の四季』の2冊が同時刊行。『妾屋の四季』は、全八巻で完結した「妾屋昼兵衛女帳面」というシリーズの外伝で、小説幻冬に連載していただいた作品をまとめたもの。刊行から1年半近くが経ち、小説幻冬で連載していただいた作品が書籍として形になっていく。毎月必死に雑誌を作ってきたけど、こうやって書籍の形で書店に並ぶ日が来るのは、とても嬉しい。

3月16日（金）
選抜高校野球の対戦組み合わせが決まる。って、仕事と全然関係ないのだけど、高校野球ファンの僕にとっては、「お！」とか「観たい！」とか、色々と感情が動く。
 

「小説幻冬」有馬大樹