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「小説幻冬」編集部より

2018.03.23 公開 ポスト

【編集部日記】動物モードな一週間。

3月19日(月)

休暇を取る。たまに「脱東京」をしないと、心がへなへなする。
僕は動物ドキュメンタリーが好きでよく見るのですが、週末から動物モードになり、『LIFE 人間が知らない生き方』を読んだり、『バッタを倒しにアフリカへ』を読んだりして、めっちゃ楽しい。『LIFE』では動物の生き方に圧倒され、『バッタを倒しにアフリカへ』では著者の前野さんの情熱に圧倒された。2冊とも、とにかくオススメ。弊社刊の『カラー版 昆虫こわい』も読む。これもすごく面白い。動物モードが高まりすぎて、撮りためていた「ダーウィンが来た!」も観る。


3月20日(火)
3月10日から映画が全国公開された『去年の冬、きみと別れ』(中村文則著)が、また重版。ハッピー。これで累計33万部突破。目標はもっと上なので、引き続く頑張るぞ。

小説幻冬のゲラを読む。

夜、神保町で会食。


3月21日(水)
春分の日だってのに、雪(みぞれ?)が降っている。ちょっと窓をあけてみたら寒すぎるので、今日は家にこもって本を読む。読みたいと思いつつ、なかなか手が届いていなかった『極夜行』(角幡唯介著)を読む。面白すぎてずっと読んでて、気づけば夜だった。角幡さんは小説幻冬で「ペネロペちゃん」という連載をやってくださっています。ひとり娘の成長を見守る「お父さん」としての角幡さんも素敵です。
それにしても、角幡さんの文章は読んでいると心地よい。人柄が出ているというか、とにかく心地よい。挑んでいる探検は過酷なのに、不思議。


3月22日(木)
14時まで会社でデスクワーク。4月に刊行する本のスケジュールが急ピッチで、アドレナリン出る感じ。動物本を読んだおかげ(?)か、「ここが勝負どころ!」と謎のギアが入って、数時間のデスクワークで思いのほか前に進めることができた。いつもこれができればいいのだけど。。。

山梨に出張。


3月23日(金)
幻冬舎編集部が入っている建物は地下が打ち合わせ室になっているのですが、今日はそこにこもって4月刊の単行本のゲラ作業。小説幻冬を創刊して以来、どうしても単行本を担当する機会が少なくなっていたので、ゲラと向き合う筋力が落ちている感じがする。これはうまく説明できないのだけど、本をたくさん作っているときは、「必要なところに必要な筋肉がついている状態」で、ゲラなどの作業でも勘が働くというか、「ここ先にやっちゃおう」とか「ここは著者にもう一回確認しよう」とか、そういう判断がパッとできる。で、久々に本を作ると「無駄な筋肉を使ってエネルギー効率が悪い状態」みたいになって、同じ作業でもやたら疲れるし、同じミスを繰り返してしまったりする。

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上田秀人さん全五段広告!

3月15日に2冊同時発売した、上田秀人さんの『町奉行内与力奮闘記六 雌雄の決』『妾屋の四季』の新聞広告が今日の毎日新聞に掲載。どちらもすごく売れていて、嬉しい。

3月27日に発売の小説幻冬の見本が届く。茶魔とオニのコラボ。感無量。
 

「小説幻冬」有馬大樹

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