黒田優佳子
医学博士/黒田インターナショナルメディカル リプロダクション院長
1987年、慶應義塾大学医学部卒業。95年、同医学部産婦人科学教室大学院卒業。ヒト先体反応精子の精製法および定量的評価法を確立し、学位を取得。その後2年間、東京大学医科学研究所化学研究部研究員として、ヒト精子先体反応に伴うカルシウムイオン情報伝達機構の研究に従事。97年、女性医師として初めて慶應義塾大学医学部産婦人科学教室医長に就任し、不妊治療を中心とした診療にあたる。
2000年、自身の基礎研究に基づき、最先端の知識と技術を駆使した不妊治療を実現するため、黒田クリニック・リプロダクション リサーチ センターを設立。03年、精子機能解析を目的とした精子精密検査部門を拡張し、黒田インターナショナル メディカル リプロダクションと改称。
現在、生殖補助医療(ART)で生まれてくる子どもたちの健常性向上を目指して、「高品質な精子精製法および精製精子の機能評価法の標準化」とともに「次世代ARTによる顕微授精の回避」を提唱し、日々の診療と講演活動に力を注いでいる。黒田インターナショナル メディカル リプロダクション www.kuroda-imr.com