自分の先祖はどんな人物だったのか――？ 日本人の90%が江戸時代、農民だったとされるが、さらに平安時代まで千年遡ると、半数は藤原鎌足にルーツがあるという。今は庶民でも、かつては名家で、歴史的な事件の渦中にいたかもしれない。先祖探しのコツは、二方向から。まず名字・家紋からおおよその系譜にあたりをつけ、同時に、古い戸籍や墓石の情報から、寺や郷土の記録をたどるのだ。最終目標は、千年前の自家の名字を明らかにすること。先祖探しのプロが、自分自身の謎を解く醍醐味とその具体的手法を伝授する。
- 幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信（オンライン）環境が必要です。
- ※特に、画像が多い本やコミック作品を読む際は通信するデータ量が多いため、高速なブロードバンド通信環境を推奨いたします。
関連記事
「今ここに存在する自分」が戦乱や飢饉を乗り越えた“名家の証”
丸山学
「鈴木」「高橋」「田中」の出自は？ 名字は過去をたどる時間旅行の始まり
丸山学
「佐藤」は藤原鎌足の末裔でいちばん多い名字
丸山学
