「体が変われば心が変わる、人生が変わる」。
筋トレと人生は、一見関係がないように思えるかもしれません。しかし、リバウンド率0%を誇る吉川メソッドでトレーニングを始めた女性たちは、どんどん美しくなり、自信をつけていきます。筋肉は、骨格や身長と違い、唯一、自分でデザインできるもの。いくつになっても自分の意思で変えられるのが筋肉だけなのです。
はじめて筋トレに挑戦する方に向けて、心構えから生活習慣、食事法まで細やかに指南した本書『あなたと、あなたの人生を美しく、強くする筋トレのはじめ方』から、その一部をご紹介します。
デートはイタリアンより焼肉。
ダイエット中に外食するなら、パスタやピザなどを食べたくなるイタリアンより、焼肉のほうがいいですね。でも、和牛はいけませんので、ダイエット期間中は、いかやえびなどの魚介類や、脂質の少ないミノなどを食べるといいでしょう。
牛肉は、輸入牛のヒレステーキがいいでしょう。和牛は輸入牛に比べ、同じヒレ肉でもカロリーは2倍、脂質は3倍もあります。部位によっては、脂質が10倍ほど違いますので、ダイエット期間中は、和牛はNGです。
ただし、輸入牛であっても、牛肉は部位によっては、脂質が高く、高カロリーなので、ヒレ・ランプ・ももの部位のみOK食材となります。また、この部位であっても、赤身の部分にも脂質はしっかりと含まれているので、脂身は極力取り除かないといけません。
また、牛には穀物飼育牛と牧草飼育牛がありますが、後者がオススメです。緑黄色野菜の栄養素をたっぷり吸収した牧草牛を食べれば、人間は、野菜に含まれる栄養素を効率よく吸収できます。また、牧草牛に多く含まれる共役リノール酸は、脂肪をつけにくく、筋肉をつけやすくします。
国産牛は、主に穀物飼育です。牛舎の中で運動を制限し、過剰に穀物を摂取させ、太らせます。アメリカもほとんどが穀物飼育で、牧草飼育をしているのは、オーストラリアぐらいです。「肉を食べるならオージービーフ」と、覚えておいてください。
体重が停滞したら、食事を増やす。
1日の食事の総カロリーが1200キロカロリーでは体重が落ちず、100キロカロリーずつ落としていき、とうとう800キロカロリー未満の食事になったとします。それを毎日続けているのに、体重が減らず、1週間停滞したら、摂取カロリーを増やしてみてください。ただし、これはリバウンドの危険もはらんでいるため、行うのは1日限定です。
体重が停滞している理由は、体が「省エネモード」になっているから。摂取カロリーが長期間減った場合、体はエネルギー不足だと判断し、省エネモードに切り替わってしまうのです。
しかし、そこで食事を1日だけ増やすと、体は省エネモードから抜け出せたと思い、また代謝がアップしていきます。増やす量は、500キロカロリーが目安。それでも減らない場合は、夕食を半分に減らすか、1日の総摂取カロリーを100キロカロリーほど下げましょう。
いくら体重が減らないからと言って、絶食したり単品ダイエットを行ったりするのは、絶対にやめてください。通常、体重が増えると、増えた脂肪を重力に逆らって支えるために、脂肪の25%分の筋肉がつきます。
しかし、体重が減ると、減った分、脂肪を支えなくてよくなるため、筋肉も減るのです。その結果、代謝量が減り、リバウンドしやすくなります。大事なのは、摂取カロリーはそのままに、運動量を増やし、消費カロリーで落とすことです。
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