「自分の為に」がずっとできていなかった
重い。体が重い。そして腰が痛い。
ただいま舞台の稽古中。
ミュージカルでもなく殺陣もなく、普通の演劇。踊っている訳でも走り回っている訳でもない。なのに。なのに。
稽古が始まって数週間。足が重くてしんどくなってきた。今回は段差のあるセット、更に緩やか目ではあるけれど「八百屋舞台」とよばれる傾斜がかったつくり。足場が斜めになっている場所での芝居は、そりゃあ普段より足に負担がかかるよね。とわかりつつも、上り下りのたびによっこいしょっとなってしまっては芝居に影響が出てくる。タイミングがズレるし、息切れしていたら違う意味合いが出てきてしまう。
更に今回は転換というセットを動かす作業も役者が芝居の中でやるので、腰に負担があって、いつかギックリしてしまうのではないかと怯えていた。年中腰痛さんこんにちはっな私なので、どんどんこわくなっていた。
この先2ヶ月続く舞台で怪我なく芝居をしなければならない。よしっ! ダイエットだ。体を軽くしよう!
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いつまで自分でせいいっぱい?
自分と向き合ったり向き合えなかったり、ここまで頑張って生きてきた。30歳を過ぎてだいぶ楽にはなったけど、いまだに自分との付き合い方に悩む日もある。なるべく自分に優しくと思い始めた、役者、独身、女、一人が好き、でも人も好きな、リアルな日常を綴る。