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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.05.15 公開 ポスト

第6回

ソフトボール大会のあとは、かき氷食べ放題竪谷博

 3月26日。雪上車運転講習! 南極の乗り物と言えばやはり雪上車。各隊員は車両担当隊員から、雪上車の運転もできるように訓練を受けます。

 

 雪上車の運転席。

 

 雪面をならしたり、荷物を吊り上げたりするのに大活躍する車両。

 

 人や荷物を運ぶ車両。

 

 海氷の割れ目に万が一落ちてもすぐには沈まない車両。雪上車にも、用途に合わせて色々な形のものがあります。

 

 こちらは動く車両の窓から撮影しました。とても力強く走ってくれて頼もしいですよ。

 

 3月28日。ブリザードの日。外作業ができなくなって手が空いた隊員と一緒に「こーれーぐーすー」作りをしました。「こーれーぐーすー」というのは、沖縄産の島とうがらし泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料。手がヒリヒリしてしまうので作業は手袋をはめてします。


 缶詰めを開ける作業も。缶詰めも大切な食材の一つです。開けられるときにまとめて開けておきます。

 

 3月29日。今日もブリザード。それでは、ということで始まりました厨房の一斉清掃。今回はダクトとオーブンを徹底的に掃除しました!

 

それにしても汚いダクトですなぁ。

 

 この日はいろんな部門から隊員が駆けつけてくれました。

 

 そして清掃が終了したピカピカの厨房は次ページに!

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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