2023年前半の運気【東洋二十四節気 星占い】小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

「春分」や「寒露」など、手帳やカレンダーなどでもよく目にする東洋二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行は、まったく別のもののように思われていますが、実は同じサイクルで動いています。

西洋と東洋の占いをくみあわせた「青山五行」の創始者である著者が、星占いをさらに前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」によって、2023年前半（1月～6月）の運勢を占います。

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いよいよ大惑星が星座を移動する時となります。

3月7日には土星が魚座に入り、3月24日には冥王星が水瓶座に入って行きます。

土星の魚座入りは、魚座があらわすところの宗教などのカテゴリーに関して、何らかの規制のようなものの出現があるかもしれないと考えられます。

続いて冥王星が山羊座から水瓶座に移ります。

2008年以来、山羊座に入った冥王星が世界中の体制をスクラップ＆ビルドしてきました。

リーマンショックに始まり、アラブの春、コロナの世界的席巻による生活の変化、そしてここにきて国際間の紛争、これらの事が多くの国の在り方を変えてきたのです。

それが一旦終了して、今度は、通信体制や人々の意識をスクラップ＆ビルドして行く事になります。

ここで、ようやくアクエリアンエイジの幕開けであります。

詳しい説明は省きますが、これはプラトンエイジという考え方からきています。キリストが生まれてから約2000年は魚座の時代で、キリスト教を頂点とした中央集権でしたが、これからは、あがめる対象が個人個人に帰属されて行くという、水瓶座の時代になるという事です。

我々の短い人生でこの流れを体得する事は難しいのですが、確かに大きな時代の流れを見ていると、こういう事が当てはまっているように思えます。

インターネットの出現により世界は大きく変わり、情報共有や個人の意見の露出なども簡単になりました。

こんな事は100年前では考えもしない事で、その昔は、せいぜい街頭などで数千人の耳に届く演説をするくらいでした。

ところが今は、名もない一介の市民が短い動画をリリースしただけで、数千万人の、人種を超え、国境を越えた人々に共有されてしまうという空恐ろしい事実が出現したのであります。

冥王星水瓶座時代には、この動きが更に加速して行く事となります。

このように、2023年3月は土星も冥王星も動く事によって、大きな変動が生じて行きます。

では、それがあなたにどのような影響を与えるかを考えてまいりましょう。

 

(なお、各星座の「人生の傾向」の部分は、一生涯を通じてのことなので、過去の記事と同じものとなっています)

 

 

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