美しい肉体が話題の武田真治さん。「どんなお金持ちでも厚い胸板はお金で買えない」と著書『優雅な肉体が最高の復讐である。』の中でおっしゃっています。新年には、NHK「みんなで筋肉体操」の新作も放送されるとのこと。あらためて、武田真治さんの肉体ヒストリーをお届けします。(写真:HIRO KIMURA スタイリング:伊藤伸哉 ヘア&メイク:酒井啓介)
時には恐怖心を原動力にしてみる
身体作りがまだなかなか、どうしても習慣づきにくいというかたや、逆にもっと刺激的に身体を鍛えたいというかたには、ゲーム性のあるスポーツを取り入れることをお勧めしたいと思います。
僕は以前何度か友達からフットサルに誘われたことがあり、参加させてもらったことがあります。しかし、身体が変わるほど向き合えませんでした。
僕がサッカー未経験者でヘタクソだとわかると、いくら友達同士でもパスは回ってきません。汗もかかずにゲームが終わることも。グラウンドの予約やメンバーとのスケジュール調整などで、コンスタントに開催しづらいのも原因と言えるでしょう。
ここで少し過激な提案です。劇的に肉体を変えるためには格闘技ジムへの入門です。僕の場合はボクシングでした。
団体競技ではないので、すべてが自分次第。汗をかかないはずがありません。
ボクシングのパンチは、なるべく小さなモーションで一瞬にしてゼロからフルスピード・フルリーチにまで持っていかなければならないので、インナーマッスルが鍛えられ、いわゆる「ボクサー体型」になるはずです。
「やらなきゃやられる」という肉体が破壊されるかもしれない恐怖は、ポイント奪取制のスポーツより遥かにあなたの眠っている潜在能力を呼び起こし、逃げ出さなければ確実に肉体を変えてくれるでしょう。
ちなみに経験から言いますが、ボクシングジムはきっとあなたの想像よりオープンで安全な場所です。女性のかたも体験入門できますし、ボクササイズはランニングでは落ちづらいと言われる二の腕の脂肪も落ちるそうですよ。
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続きは、武田真治さんのより詳しい肉体作りの秘訣、歴史が詰まった『優雅な肉体が最高の復讐である。』でお楽しみください!