皆様こんにちは。第55次日本南極地域観測隊、調理隊員のタテヤです。
いよいよ今年もあとわずか。
暮れの日々の慌ただしさには、毎年拍車がかかるような気がします。
そしてこれも毎年のことですが、風邪がはやる季節です。どうぞ注意してお過ごしくださいね。
さて今回は、昭和基地から約30km離れたラングホブデというところに、山登りに出かけるお話から。
昭和基地を出発してから約3時間後。現地に到着して登山を開始しました!
1時間後。大陸を見下ろせるところまで登ってきました。
大陸の氷が海氷へ崩れ落ちているのが見えます。
傾斜がきつくなってきました。
軽く休憩です。
約2時間後。頂上が見えてきました!
あとひと踏ん張り!
最後の難所です!
やりました、登頂成功です!
一緒に登った仲間たち。
山頂からは素晴らしい風景が見えました。
大陸の稜線も綺麗に見られます。
登ってくる途中で見えた氷が崩れ落ちた場所も、眼下に見えます。氷山の生まれるところです。ひとつひとつの氷の塊はものすごくでっかいです。
山頂での長居は禁物。30分ほどで下山開始。
岩場は危険が多いので慎重に。
順調に下りていきます。
天気に恵まれたので、途中、ヤッケを脱いだりして体温を調整しました。
雪上車が見えてきました。もうすぐゴールです。
何事もなく、無事に下山成功!
でも数日後、このときの強い雪焼けで、皮膚がむけてしまいましたwww
山の標高は500mもないのですが、目に映る風景や雰囲気は、数千メートルの岩山を登っているかのようでした。
充分に緊張感があり、疲労度数もバッチリ(笑)
南極調理隊タテヤの越冬日記
南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。
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