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イスラム国の野望

2015.01.23 公開 ポスト

第1回

人質事件は「突然」に起きたのではない高橋和夫

【目次より】
第1章 イスラム国、急拡大の背景
 イラク戦争でフセイン体制が崩壊したのが端緒 
 「アラブの春」から「シリア騒乱」へ 
 内線の中に内戦がある、戦争のマトリョーシカ状態 
 結果的に浮上してきたイスラム国……など

第2章 イスラム国とは何なのか
 イスラム過激派の新ブランド 
 時代感覚に敏感な最高指導者バグダディ 
 人質ビジネスは重要な資金源 
 なぜそこまで残虐になれるのか……など

第3章 イスラム国出現までの100年史 
 サイクス・ピコ協定による無理やりな国境線 
 中東紛争の火種は列強の利権争い 
 アメリカ同時多発テロ事件の発生とその影響 
 中途半端な民主化が混迷をもたらした……など

第4章 イスラム過激派とは何者か
 最近の呼称は「ジハーディスト」 
 過激派の代表格アルカーイダ 
 理想は7世紀ムハンマドの時代 
 なぜ過激派を支援する富裕層がいるのか……など 

第5章 イスラム国と国際情勢
 シリア問題をどう片づけるか 
 アメリカはハイテク兵器を供与するか 
 鍵を握るクルド人の動き……など

第6章 イスラム国はいつまでもつか 
 過去の空爆と比べるとはるかに小規模 
 本気で打倒するなら各国の大連合が必要 
 じっと待っていれば内側から瓦解する 
 日本がとるべき独自の道とは……など 

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イスラム国の野望

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高橋和夫

福岡県北九州市生まれ。大阪外国語大学ペルシア語科卒業。コロンビア大学国際関係論修士。クウェート大学客員研究員等を経て、現在、放送大学教授。『燃えあがる海――湾岸現代史』(東京大学出版会)、『アラブとイスラエル――パレスチナ問題の構図』(講談社現代新書)、『イランとアメリカ――歴史から読む「愛と憎しみ」の構図』(朝日新書)、『現代の国際政治』(放送大学教育振興会)など著書多数。

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